「世界の現場で僕たちが学んだ「仕事の基本」」

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世界の現場で僕たちが学んだ「仕事の基本」

【私の評価】★★★☆☆(79点)


■国際機関で働く17名の経験談を
 テーマごとに集めた一冊です。


 海外で仕事をする人は、
 こうした体験談を知っておくことは
 有用だと思います。


 知らないより
 知っていたほうがいい。


 特に文化的な差は、
 わかっていても難しいのですから、
 事前に知っておいたほうがいいのです。


・日本だと部下が言われなくても
 全部上司のためにお膳立てするようだが、
 英語圏だと上司が引っ張らないと
 後ろがストップ
してしまう(p154)


■仕事の進め方。


 仕事の指示の仕方。


 人脈の作り方。


 人として同じところはあるものの、
 やはり組織や国により差があるもの。


 そうした中で適合していく
 強さが必要なのでしょう。


 「郷に入れば郷に従え」
 ということです。


キープレーヤーを正確に特定することがまず大事で、
 その後は工夫次第。例えば、近づきたいがなかなか
 近寄りがたい立場にいる国のベテラン担当官に対しては、
 まずその親友の担当官にアプローチ(p126)


■特に日本人は世界的には特殊ですから、
 根本的なところに差があったりします。


 そこを知ったうえで、
 その職場で対応していく。


 大変だと思いますが、
 頑張ってください。


 17人のみなさん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・欧米諸国や、国連からの援助を政治的な
 コントロールの道具
として見ていたし、
 特にもともと反米感情の強い国では、
 国連もアメリカと同列に見られていた(p57)


・南スーダン・・・空爆やマラリア、毒ヘビ、サソリ・・
 電気も水も、日々の食料すら事欠き、
 教育や医療サービスもまともに受けられない現実(p86)


・会議への参加方法・・・毎回参加する前に
 徹底的に議題の国や課題について調べた・・
 今までの質問から「この問題については、
 うちの組織はこのように考え、このように
 対応しています」といった発言に切り替える
 ことができた(p96)


・ある年の12月6日、アメリカ人の同僚に突然
 「明日はパール・ハーバーだね」と意味深な調子で言われた・・
 国連事務局という多国籍な場において実に不適切だと思った・・
 上司に相談すると、彼女は「その同僚の言い分も聞きたい」
 と言った。翌日、彼女に呼ばれて行ってみると、
 その同僚もそこにおり、上司は私の目の前で彼に対して
 注意を行い、彼も謝罪した(p117)


・私が最も利用するのは、サッカーである。
 「人と仲良くなるぞ、知り合うぞ」というのではなく、
 まず何かをすることを通じて人との関係を作る(p129)


・私が考えるリーダーシップは・・・
 リアルな夢をまわりと共有することである(p140)


・「部下」が何人もいる立場になった今、
 国連代表部の上司の気持ちが良くわかることがある・・
 苦手な業務もあれば、判断を間違えることもあろう・・
 焦りもすればイライラもする。(p225)


・1日もしくは1週間に語学学習に使える時間を
 絶対のものとし、その中で勉強メニューを組み立て、
 短くても毎日続けられるようにすると良い。
 とにかく無理なく続けられることが大切(p230)


世界の現場で僕たちが学んだ「仕事の基本」
国際機関で働く若手実務家17人 沖本慶一郎 水田愼一 吉井愛 湧川いづみ マーティンス和田洋子 上月光 椎名規之 志茂雅子 帯刀豊 栃林昇昌 橋本直子 原田宗彦 古本秀彦 真壁仁美 松沢朝子
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【私の評価】★★★☆☆(79点)



■目次

1 決断力
2 理解力
3 協調力
4 想像力
5 伝達力
6 構築力
7 統率力
8 勝負力
9 洞察力
10 治癒力
11 持続力
12 言語力


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