「ヒトラー サラリーマンがそのまま使える自己PRとマネジメント術」若林 悠

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ヒトラー サラリーマンがそのまま使える自己PRとマネジメント術

【私の評価】★★☆☆☆(69点)


■ヒトラーに学ぶ自己PR術です。


 異様な誇大妄想。


 気持ち悪い自己肯定。


 常識はずれのユダヤ人への憎悪。


 どうして論理的なドイツ人が、
 ヒトラーを支持したのでしょうか。


・ヒトラーは貧しい家庭の出身で、粗暴で呑んだくれの
 父の元、苦労したというのが通説になっていますが・・・
 嘘です。・・父は税関上級事務官であり、ヒトラー家は
 裕福で大きな家に住んでいました。(p28)


■現代でもよくあるプロパガンダを
 十分に使っていることがわかります。


 選挙では、有名人を利用する。


 制服、建物は豪華絢爛。


 これをマスコミでPRするのです。


 さらにこれを支える組織でも、
 部下を組織の中で競争させています。


 出世したい、ライバルに勝ちたいという
 欲望は人類共通のもの。


 有能な人を動かして
 自分の目標を達成させるのです。


・部下に個人としての競争はさせましょう
 コンテストを実施したり、売り上げをグラフ化したりして、
 お互いに一人一人の出来不出来がわかる形の体制を組みます。
 ・・・対立が起こったら、まさに調整役になるチャンスです。
 それぞれの話を聞いて、高い場所から励ましてあげましょう(p97)


■現代のカルト宗教法人を見ているようでした。


 変な人であっても、人事権を握ると
 人と組織を支配できるのです。


 若林さん
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・失業率3割とも言われた当時のドイツにあって、
 人口3%のユダヤ人が富の40%を保有していました(p18)


・ナチスを「千年帝国」とする表現が、
 聖書を下敷きにしているのです。
 明らかに「キリストが復活した後、
 キリストとともに人類は千年栄える」
 の黙示録の記述からとっています(p58)


説明に数字を入れると人は納得します・・・
 ヒトラーも・・「ドイツの人口に対して
 東方何百キロまで国境を伸ばせば・・・
 あなたも数字を入れてください(p27)


・「適材適所」を完璧に見据え、
 配置後は口出しせずに「丸投げ」
 するのがヒトラーの基本方針です(p92)


・遅刻の多い人に「タイムキーパー」をさせる、
 やたら予定を忘れる人は「スケジュール管理員」、
 接待費を使い過ぎな人は「経費削減担当」、
 残業が多めの人は「効率化推進員」、
 無愛想が際立つ人は「挨拶運動係」(p135)


ヒトラー サラリーマンがそのまま使える自己PRとマネジメント術
若林 悠
夏空出版
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)



■目次

第1章 考えさせずに感じさせよ
第2章 そのピンチをチャンスに変えよ
第3章 他人の威光を勝手に利用すべし
第4章 人間は視覚に弱い
第5章 分割して統治せよ
第6章 常識を疑え
第7章 予言者のように
第8章 キーマンを見つけ出せ
第9章 身近な人間との関係はおだやかに
第10章 勝てる面接


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