「コンテンツ・マーケティング入門―ネットビジネス新〈競争〉戦略」ウェンディ・モンテス・デ・オカ
2014/06/08公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
インターネットの登場により、コンテンツで稼ぐのが容易になりました。無料メルマガで見込み客を集め、有料商材を売っていくのが王道です。商品は、無料レポート→有料レポート→優良会員→有料セミナー→豪華イベント→個人(VIP)面談と価格別にラインナップします。
・第1レベル 無料のニュースレター、リポート・・
第2レベル 有料のリポート・・(1~99ドル))
第3レベル セット販売商品、キット、会員サイト(100~499ドル)
第4レベル 会議とイベント(500~999ドル)
第5レベル プレミアムサービス、豪華イベント(1000~2999ドル)
第6レベル 得意客対象クラブ、VIP商品(3000ドル~(p121)
もちろんコンテンツは、自分で作る必要があります。そして効率的にコンテンツを作るコツは、なんでも活用することです。
セミナーをしたら、録画しておいて、音声やDVDで商材にする。過去のメルマガを無料レポートにする。書き直したり、媒体を変えることで、コンテンツを使い倒すのです。
・価値あるコンテンツを探せる潜在箇所・・・
・過去のニュースレター
・過去の・・・記事、もしくはブログ投稿
・過去の商品・・・
・オンラインセミナー
・インタビュー
・イベントや会議の音声または映像収録の筆記録(p42)
最終的には、大型メディアに連載されたり、記事化してもらうことを目標とします。メディアに取り上げられることにより、広告よりこう効果的にアクセスを集めることができるのです。
そのためにも、業界の人と接触を持ったり、営業活動をすることが大切なのでしょう。そしてブロガーやマスコミに掲載してもらって、口コミを増やしていくのです。
・あなたの究極の目標は、メディアやブロガー、そしてGoogleニュースやYahoo!ニュースといったオンラインニュースアグリゲータに、オンラインプレスリリースを拾い上げて再掲載してもらうことだ(p146)
コンテンツ・マーケティングにおいて、もっとも大切なモノは、配信許可を得たメールアドレス(顧客)であることがわかりました。私の場合は趣味の範囲で読者を増やしながら、12年後の定年に備えたいと思います。
オカさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「優れた無料配信ニュースレター」の必須10箇条
1.・・・
2.コンテンツは、あなたがテーブルを挟んで向かい合う友人に話すように、形式張らず気軽な感じで書かれなくてはならない。(p37)
・「ハウツーもの」「トップ10」などの記事は、常に利用価値が高い(p43)
・メールアドレスは一個人から得られる最高ランクの重要情報だ。メールアドレスは、リスト、コミュニティ、リードジェネレーション活動の基盤となる・・(p100)
・一連の古い記事の装いを変え、書式を設定し直して、ボーナスリポートとして購読者へ配信する。これは購読者とのつながりを築いたり、あるいは親善用のギフトとして使ったりできるよい手段だといえる(p113)
・シンジケーションパートナーとは・・・あなたが扱っているテーマに関連した役立つコンテンツを探していて、それを自分のWEBサイトまたはニュースレターに再掲載しようとしている相手のことだ(p138)
・どんな場合でも、サイト上にリードジェネレーションの要素(Eメールアドレス登録)を2つ以上用意するに超したことはない(p272)
・「コンテンツ再配信は大歓迎」という意思をサイト訪問者や購読者に伝えることによって、サイトの露出度とトラフィックを増加させることができる(p272)
ダイレクト出版
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
目次
CHAPTER1 コンテンツがカギだ!
CHAPTER2 オンライン・コンテンツ シンジケーション
CHAPTER3 「検索エンジン最適化(SEO)」とは?
CHAPTER4 最初にやってきたもの: ゲリラかWebか?
CHAPTER5 コンテンツとは何か?
CHAPTER6 SONARコンテンツ配信モデル"! の内容とその活用法
CHAPTER7 SONARのための 検索エンジン最適化
CHAPTER8 SONARの実践: 成功例と分析
CHAPTER9 トラフィックの収益化
CHAPTER10 インターネットマーケティング 戦略との連携
CHAPTER11 クチコミで多くの人に 読まれる無料コンテンツを書くには?
CHAPTER12 最適なSONAR プラットフォーム
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