「人生はドロ沼の戦い、ではない」スチュワート・ワイルド
2014/05/15公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
■この本では、「誤努力家」という言葉が出てきます。
「誤努力家」とは、
間違った努力をする人。
つまり、人から認められたい一心で
努力をする人です。
親にほめられたいから勉強する、
上司に評価されたいから仕事をする、
といったイメージでしょうか。
・誤努力家のほとんどは自己評価が低い。
そのため、常に他人から認められ、
ほめられようとする。(p45)
■また、「誤努力家」は、
自分はダメだ、自分にはできない、
と発言します。
それまでの人生で、
自分はそういう人間であると
プログラムされているのです。
自分に自信がないので、
他人の評価を気にし、
自分を大きく見せようとするのです。
・誤努力家はかなりの社会的動物である・・・
自分に自信が持てないので、
他人が自分のことをどう思っているかを
気に病むわけだ(p53)
■本当の努力家とは、
他人の言うことにあまり左右されません。
使命感に満ちて、堂々としながらも、
謙虚なのです。
やや読みにくく、
翻訳が難しい本だったのでしょう。
ワイルドさん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・悪戦苦闘的努力と正しい(?)努力というのでは、
ものすごく大きな違いがある。(p10)
・ここで問題は、「十分なお金があるか」ではなく、
あなたの人生が現在のお金の枠におさまっていて、
バランスがとれているかといことだ(p34)
・誤努力家はプログラムされた反応であるため・・・
何の気苦労もないように再プログラムするには
時間がかかるかもしれない。(p88)
ヴォイス
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
■目次
第1章 「あやまてる努力」
第2章 誤努力を見極める
第3章 努力家のヒットパレード
第4章 誤努力を捨て去る
第5章 結び
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