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「顧客に必ず"Yes"と言わせるプレゼン」新名 史典

2014/05/02公開 更新
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顧客に必ず

【私の評価】★★★☆☆(71点)


■説明資料の作成と、
 プレゼン資料(パワーポイント)の作成は
 まったく違います。


 説明資料は、読むだけでわかる必要がある。


 しかし、
 パワーポイントは説明のための資料ですから、
 情報を詰め込みすぎるとわかりにくくなる。


 パワーポイントは、
 あくまでも話し手の補助資料なのです。


ツール(パワポ)は漫才の相方(p108)


■プレゼン資料の準備は、
 全体を把握することからはじめます。


 相手を知る。
 伝えたいことを整理する。
 そのうえで、構成を考えるのです。


 構成さえできてしまえば、
 あとはどう説明するかです。


 どう伝えるかは、
 自分らしさも含めて、
 経験と試行錯誤が必要でしょう。


・プロセス1(相手を知る)・・
 プロセス2(骨格を作る)・・
 プロセス3(情報を整える)・・
 プロセス4(使うツールを整える)・・
 プロセス5(自分を生かす)・・(p34)


■分かりやすいプレゼンの具体例があると、
 もっとわかりやすいのでは?と感じました。


 書籍も読者へのプレゼンといえるのでしょう。


 新名さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・問題なのは、情報量の多さ・・・
 みなさんも書いてあることが多すぎて
 読む気にさえならない資料を
 見たことはないでしょうか(p82)


・最初に行うのは共通点探し・・
 プレゼンの入り口で大切なことは、
 「この人はうちの味方だ」と
 思ってもらえるかどうかです。(p44)


・相手が進めやすいように、少しだけお手伝いしてあげる・・・
 それまでのやり取りの経緯、商談の推移を
 おさらいできるレビューを議事録として提供・・(p163)


顧客に必ず
顧客に必ず"Yes"と言わせるプレゼン (DO BOOKS)
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新名 史典
同文館出版
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【私の評価】★★★☆☆(71点)

■目次

0章 顧客の聞きたいことを言えば、絶対にYesを勝ち取れる!
1章 顧客の興味によって切り口は変わる――プロセス1相手を知る
2章 プレゼンの骨組みを見える化する――プロセス2骨格を作る
3章 資料への盛り込みすぎは危険! ――プロセス3情報を整える
4章 ツールの使い方がマイナスにもプラスにもなる――プロセス4使うツールを整える
5章 あなたのキャラクターを最大限に活かそう――プロセス5自分を活かす
6章 声・体・目を動かしたトレーニングで内容を磨く――プロセス6体を動かす
7章 通したいならガツンと行け! ――プロセス7「ひと手間」フォローする
8章 絶対Yesの経験がその後の仕事をやりやすくする


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