「ザ・ニューリッチ―アメリカ新富裕層の知られざる実態」ロバート・フランク

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ザ・ニューリッチ―アメリカ新富裕層の知られざる実態

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■アメリカには日本人の想像を超えた
 度肝を抜かれるようなお金持ちがいます。


 自分の会社で毎年数億円の
 収入のある人。


 インターネット企業を数百億円で
 売却した人。


 自分の会社を上場させて持ち株の価値が
 数千億円になった人。


 カルロスゴーン社長のように
 毎年10億円もらう人がいますが、
 小さく見えてしまいますね。


・ロウアー・リッチスタン・・純資産:100万~1000万ドル・・
 ミドル・リッチスタン・・・純資産:1000万~1億ドル・・
 アッパー・リッチスタン・・純資産:1億~10億ドル(p8)


■この本では、お金持ちへのインタビューを通じて、
 お金持ちの特性や、お金持ちのイメージを
 つかむことができます。


 歴史の短いアメリカでは、
 仕事をしているうちにお金持ちになってしまった、
 というケースが多いようです。


 それも仕事を楽しんでいる人が多いので、
 お金持ちになって仕事を辞めると、
 何をしていいかわらなくなってしまう場合も。


 お金持ちはお金を持っているだけなのです。


・2005年のある調査によると、いまのリッチスタン人のうち、
 「資産のおかげで以前より幸せになった」と感じている人は、
 全体の半分にも満たないという(p209)


■まずは、お金持ちになることだなと思いました。


 そうすれば、必然的に、
 幸せとは?仕事とは?という問題に
 向き合うことになります。


 フランクさん、
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・今日のリッチスタン人は、通常、次の五タイプに分類される。
 1 創業者・・・2 株主・・・3 被買収企業・・・
 4 資金を動かす人々・・・5 高額給与所得者(p34)


金は自白剤のようなもので、
 人間の本質を引き出してしまう。
 だから、嫌なやつは金をもつと
 ますます嫌なやつになる(p69)


・リッチスタン人は有名な作品を欲しがる。・・
 ダイニングルームに飾られた絵の「ピカソ」の署名や、
 大画面テレビの横のジャクソン・ポロックの
 絵の具を叩きつける画風に、来客が気づくのを待っている(p142)


・ボストンのサポートグループ「CCC同盟」は、
 資産一億ドル以上が入会条件だが、すでに
 80世帯以上が入会しており、
 ヨーロッパの富裕世帯とも交流をもっている(p220)


・フォートローダーデールの貧困地区に住む
 何千人もの住民(大半は黒人か中南米系)が家を失った・・・
 そこからわずか数キロの場所では・・・
 数百万ドルもする豪華クルーザーがひしめき、
 制服を着た乗務員がクロムメッキの手すりやマホガニーの
 デッキをピカピカに磨き上げている(p251)


・執事訓練所の授業料は1万2000ドル以上もする。
 だが、それだけの価値はある・・・優秀な卒業生なら、
 初年度から年収八万~12万ドル稼ぐこともある。
 しかも、豪邸に住み、家賃も食費もただだ。(p5)


ザ・ニューリッチ―アメリカ新富裕層の知られざる実態
ロバート・フランク
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★☆☆(77点)

■目次

ニューリッチの「ハウスホールド・マネジメント」―いまどきの「執事」養成法
ニューリッチを生み出す原動力―即席起業家の時代
ニューリッチへの道―ミニチュアハウスで大富豪になったエド・バジネットの場合
ニューリッチの暮らし―「働く有閑階級」ティム・ブリクセスの場合
ニューリッチからの転落―億万長者から劇的に転落したピート・マッサーの場合
ニューリッチの社交界進出―新旧富裕層の対立
ニューリッチの消費競争―財力の証し
ニューリッチの慈善活動―寄付に成果主義を求める
ニューリッチが政治を変える―リベラル派の新しい「黒幕」
ニューリッチのお金の悩み―富が不安を生む構造
ニューリッチの子供たち―富がもたらす子育ての憂鬱
富の格差とニューリッチの未来―カーネギーの夢は実現するか


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