「上司が越えるべき6つの壁」飯塚 藤雄

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上司が越えるべき 6つの壁

【私の評価】★★★☆☆(75点)


■ソニー販売会社社長であった
 飯塚さんの一冊です。


 強かったころのソニーは、
 井深さんが商品開発を行い、
 盛田さんが売る。


 それぞれの天才が、
 自分の才能を発揮し、
 組織をリードしていたようです。


・試作品を見た井深さんは「トランスが半分にならないか」と
 課題を出したという・・・いきなり半分となると、従来の製法が
 使えなくなる。まったく新しいやり方を考えるしかない・・・
 だから、「何でも半分」を目標にした(p60)


■盛田さんのマネジメントスタイルは、
 部下に提案させること。


 ただし、自分の考えはちゃんと持っておいて、
 部下の意見を取り入れながら、
 自分の目指す方向に導いてあげる。

 
 そうすると、部下はあたかも
 自分が考えたアイデアが採用されたと思い、
 力を発揮してくれるのです。


 人とは、壊れやすい自尊心を持った
 人から認めてほしいと願う
 けなげな存在なのだと思います。


・常に部下に心を開いて違う意見にじっと耳を傾ける。
 また部下から知恵をもらう。そして最後は、
 あたかも部下の意見で決まったかのように思わせながら、
 上司の考える方向へ結論をまとめる。
 それがリーダーシップであり、
 日本的マネジメントのやり方だ(盛田昭夫)(p200)


■上司の上には上司がいて、
 最後には社長にいきつきます。


 結局、最後は、社長が責任を取るしか
 ないように感じました。


 上司はつらいし、
 社長は特につらいのです。


 飯塚 さん、 
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・もし今のあなたが上司としての力量に不安を
 抱いているのなら、それはきっと健全な悩みなのだ。
 理想の上司に羽化するまでの準備期間なのだ(p18)


・上司としての覚悟、上司としての役割を果たそうとする態度が、
 部下を指導するとき、自分の思いを訴えるときに、
 ほとばしる情熱となって伝播していく。
 そういうものではなかろうか。(p19)


・上司が、達成すべき目標や克服すべき課題を示し、
 なぜそれらをやらなければならないのかを説明する。
 それから、上司と部下の間で、行動方針、実行方法、
 実行計画などをしっかりすり合わせる(p110)


・人から与えられた仕事を失敗しても、
 心から「自分の失敗」と認識できないものだ・・・
 最初から具体的に指示しない。
 答えがあっても上司から言わずに
 次々と「なぜ」の質問をぶつける。(p150)


・盛田さんは、部下からの報告や連絡を
 徹底している人であった。
 必ずいつまでに報告するのかを部下に示し、
 それを実行させる・・
 こうした報告や連絡を怠ると、
 部下は厳しく叱られたものだ(p123)


・部下に勉強させたいとき、「販売戦略に関する本を
 読んでいるんだけど、この部分は、今回の仕事の件でも
 役に立つかもしれないね。君にもこの点について
 理解してくれていると、とても助かるよ」(p25)


上司が越えるべき 6つの壁
飯塚 藤雄
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【私の評価】★★★☆☆(75点)


■目次

1 上司として常に自己革新を続けていく―上司に求められる資質、その器
2 夢を掲げ、確固たる方針を貫く―徹底すべき行動方針、語るべきビジョン
3 部下を認め、受け止め、褒めて、叱る―部下とのコミュニケーション
4 目標、方針を明示、基本動作を徹底する―部下指導とプロセスの管理
5 気づかせ、考えさせ、任せ、確認する―部下育成と意識改革
6 当たり前のことを当たり前にやる―実行力と改革のスピード


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