「ビジネスマンのための「平常心」と「不動心」の鍛え方」藤井 英雄
2014/02/22公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
■心を鍛えるヒントをいただく一冊です。
オリンピックを見ていると
いかに心をコントロールするのか、
どう考えれば、最高の自分を出し切れるのかが
大事だとわかります。
外から刺激があると、
人間は感情を動かします。
あるときは、喜び。
あるときは、怖れ。
あるときは、悲しみ。
あるときは、怒り。
そうした感情を
自分のプラスに変換しなくてはなりません。
・怒りは、現状改善のための最終兵器です・・・
「自分はダメだ」と感じるよりも、
怒りをぶつけているときのほうが、
まだましだからです。(p88)
■感情をコントロールするのか、
それとも自分にプラスに変換するか。
そうした技術と経験が
大事なのだと思います。
その一つは、瞑想すること。
自分の感情を観察すること。
自己重要感を高めること。
いろいろな手法があるのですね。
・禅では、呼吸の出入りする鼻腔の感覚や
呼吸の数に注目します・・・意図的に呼吸に注目し、
それ以外に発生する思考をすべて
「雑念」として手放していきます(p118)
■こころの問題からは、だれも逃れられません。
自分のこころまで冷静に観察してしまう
揺るぎないこころ
藤井さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分をほめるポジティブシート・・・
自分自身の長所に気づきましょう。
そして、長所は素直にほめるようにしましょう(p181)
・自分の声をレコーダーで再生してみると、
少し気恥ずかしいような、嫌な気分になるものです・・・
何度も聞いているうちに、しだいに
客観的に聞けるようになっていきました・・・
「この文脈では、この言い方のほうがいいな」
「この先は言わないほうがいいな」
という判断が瞬時にできるようになります(p163)
・同情は一見、愛や思いやりの行為に思われますが、
本当の愛ではありません。
同情を寄せる相手にとっても有害だし、
また、あなた自身のためにもなりません(p76)
同文館出版
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
■目次
1章 わかっていてもできない「ポジティブ思考」
2章 「マインドフルネス」とは何か?
3章 マインドフルネスで感情から自由になる
4章 マインドフルネスの効用
5章 マインドフルネスの鍛え方 基礎編
6章 マインドフルネスの鍛え方 上級編
7章 自己肯定感を強化するアファメーション
8章 身体を調える
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