「「悩み」は「お金」に変わる」小野たつなり
2013/10/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
要約と感想レビュー
情報商材で稼いでいる小野さんの一冊です。情報商材を売る方法は、見込み客としてメールマガジン読者を集めること。その方法は12通りあるそうですが、最も強力なのは、「紹介制度」です。そして実際に著者のメールマガジンを紹介した人が2万名となったという。この紹介してくれる2万名集めるために1年という期間と1000万円ほどの費用をかけてきたというのです。
・一番効果的なのは・・・「私のメールマガジンを紹介してくれたらお礼をします」というやり方です・・・具体的なお礼の種類は4つ。
1 商品無償提供
2 商品
3 ポイント制度
4 お金(p146)
こうして集めた見込み客(メールマガジン読者)に、商材を売っていきます。たとえば、自分が悩んでいたことを解決した経験をまとめて売る。「パソコン教室」でサービスを提供すれば10万円。「分かりやすいパソコンの使い方」というマニュアルを渡せば1万円くらいになります。
このように、悩みに対しての解決方法で価格は大きく変わるのです。今、自分が悩んでいることを解決するところを実況中継して、ブログに書いてもいいのです。
・一番稼げる「悩みの商品化・サービス化」・・・情報化した悩みや解決策を無料公開するのではなく、有料で販売します(p134)
当面、情報商材で稼ぐつもりはありませんが、会社を退職したら考えてもいいのかもしれません。まずは、読者増加を目指して活動することにしました。小野さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「え!?これ全部0円(タダ)なの!?」と言わせれば勝ち(p112)
・お金はつくりだすものと考えています・・・そして時間も自分でつくり出すもの。(p217)
・「お金はカンタンに稼げる」・・・多くは、すぐまたお金をなくしてしまいます。お金の使い方を決めていなかったために、自分が想像していた以上のお金が入ってきたとき、そのお金をどう使ったらいいかわからず、自分のためにならない使い方をしてしまうのです(p61)
角川学芸出版
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
目次
【第1章】悩みをお金に変える思考法
【第2章】悩みをお金に変えた物語
【第3章】悩みをお金に変える仕組み・極意・技術
【第4章】悩みをお金に変えた実例集
【第5章】悩みをお金に変える人の習慣
著者経歴
小野たつなり(おの たつなり)・・・1986年埼玉県蓮田市生まれ。明治大学理工学部に入学するまでは、教師を目指し「エリートコース」を歩んできた。「自分で稼ぐ」ことを目指し、さまざまなチャレンジをするも、失敗続きでついに借金総額が100万円に。返済するために検索した「裏アルバイト情報」から稼ぐきっかけを掴む。そこから3ヶ月後に30万円稼いだことを転機に大学を中退し、独立を決意。初年度から6000万円の売上を出し、パソコン1台であらゆる商品をマーケティングし、手がけた商品はヒットを連続
読んでいただきありがとうございました!
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