【私の評価】★★★☆☆(74点)
■典型的な熱心な営業マンを学ぶ一冊です。
まず、基本は礼儀です。
会った瞬間に「感じがいい」と思われる
「あいさつ」や服装、礼儀が必要です。
・礼儀の大原則(二)
一度に二つ以上のことをしてはならない・・・
扉を開けるなら開けてから挨拶をする。(p57)
■他の著書では
「お客に断らせない」話し方が中心でしたが、
この本では精神的なところを強調しています。
楽しそうに話す、
相手を「好き!」と思いながら話す、
質問で誘導する、
興奮して話す、
という感じです。
・まずこちらが相手を好きになることです。
自分から「好き!」という信号を発すれば、
その好意は必ず相手に伝わって、
相手もこちらを憎からず思うようになります(p90)
■著者の言いたいことは、
「どうせ買うなら、君から買おう」
と、言ってもらう方法。
最後は、興奮して話せ、と
言っています。
私も、絶対おすすめの本は、
興奮しておすすめしたいと思いました。
加賀田さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・礼儀の大原則(四)すべての動作の移り目に0.1秒の静止・・
こちらが名刺を取り出したとたん、
ひったくるように受け取る人がいますね(p59)
・プロの道程・・・
一、胸を張って速足で歩け・・・
四、間髪入れずに質問しろ・・・
六、一分以内に座れ・・・
十一、クロージングは興奮しろ・・(p132)
・断られないためには、相手の意思、
つまり「イエス」か「ノー」かを絶対に
確認しないことです(p26)
・営業マンは、お客さまのためにその商品のメリットを教えてあげる。
その商品を、お客のよりよい人生のため、生活のため、
家族の平和のために売ってあげる。
商品を売ることでお客をハッピーにしてあげる(p88)
・君が負けたら百円、
僕が負けたら一万円というぐあいにした。・・・
私は自分を売らざるをえない状況に追い込み、
死にもの狂いで売りまくりました(p126)
【私の評価】★★★☆☆(74点)
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■目次
第1章 営業マンに必要なのは「愛」と「情熱」である
第2章 お客に最大限の「愛」と敬意を払う――礼儀編
第3章 「話し方」次第で契約できるかどうかが決まる――話し方編
第4章 "性弱説"から生まれた「売れる原因」「売れない原因」
読んでいただきありがとうございました!
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