「日本人なら絶対知っておきたい韓国の歴史」山崎 赤秋
2013/07/17公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(64点)
要約と感想レビュー
韓国についての歴史をトピックごとに整理したものです。
対馬藩が1678年に設置した日本人居留地「草梁倭館(そうりょうわかん)」は初めて知りました。この日本初の在外公館に対し朝鮮は、倭館への薪炭食料等の供給を中止したり、釜山沖で海軍の演習をして威嚇したり、日本人を接客した娼妓を罰する法律をつくるなど嫌がらせを繰り返していたという。
また、終戦時、日本(本土)には200万人の朝鮮人がいました。終戦から1946年3月までの七カ月間で130万人が一挙に帰国したというのです。その後は徐々に減り、朝鮮戦争勃発直前の1950年5月には、60万人になり、北朝鮮への帰国運動は、朝鮮戦争休戦後の1953年8月ごろからはじまり、朝鮮総連(在日本緒戦人総聯合会)が結成された1955年5月ごろから本格化し帰還者数は9万3000人にのぼったのです。
日韓の歴史の羅列なので、統一感がいまいちという感じでした。日本と韓国の歴史を学ぶのは面白いものです。山崎さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・1866年正月、天主教(カトリック)弾圧令が布告された。直ちに、フランスの宣教師九人が処刑されたのを嚆矢として、国内のカトリック信者8000人が次々と処刑された(p54)
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【私の評価】★★☆☆☆(64点)
目次
第一章 韓国と日本
第二章 古代
第三章 秀吉の朝鮮侵略
第四章 李氏朝鮮時代
第五章 日帝強占期
第六章 朝鮮戦争
第七章 現代
著者経歴
山崎赤秋(やまざき せきしゅう)・・・奈良県出身。東京大学法学部卒業。韓国に駐在していた経験を踏まえて、執筆の道に。信託銀行勤務ののち、現在、会社社長。俳人協会会員
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