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「社会人1年目からできる! 企画立案の教科書」齊藤誠

2013/07/11公開 更新
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社会人1年目からできる!  企画立案の教科書


【私の評価】★★★☆☆(77点)


要約と感想レビュー

■著者は、販促コンサルティング会社で
 働いてきましたので、
 企業向けの企画書のプロです。


 まず、最初にやるべきことは、
 情報収集。


 過去の資料を読む。
 人に聞く。
 現場を歩く。
 本、雑誌を読む。


 すべては情報収集に始まるのです。


・1 月1回の図書館で全ジャンルの雑誌に目を通す
 2 レイアウトとチャートを企画書のヒントにする
 3 カタログ系フリーペーパーを読む
 4 読み物系フリーペーパーを読む(p41)


■そして、課題を見つけるためには、
 やはり現場の人に聞いてみることが
 必要です。


 何に困っているのか
 変えたいことはないか。


 そうした情報の中に、
 問題の本質が隠れていることがあります。


 それを整理し、
 優先度を考え、
 打ち手を考えるわけです。


・1 両隣の人に話しかける
 2 お知恵拝借メールを打つ
 3 「すぐすぐ会議」で情報を得る 
 4 企画書の叩き台をつくり他人に見せる(p30)


■やはり叩き台をつくるスピード感が
 大事だと感じました。


 だめなら違う叩き台を作る。
 あまり悩まないほうがいいですね。


 齊藤さん、
 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・常にアンテナを張って考えていると日常の中にも企画のヒントがたくさん隠れています・・・通勤途中や休日の散歩などのときに、「○○」を決めて周りの景色を注視します(p23)


・1 「おやおや、なんだ?」の感性的把握
 2 「どこが違う?どこが同じ?」の比較
 3 「どうして?なぜだろう?」の分析(p76)


・「管理の5要素」で質問する・・・管理の5要素とは、「人、物、金、時間、場所」(p80)


30%の予備を準備します・・・1時間の仕事なら20分、100万円の予算なら30万円の予備を用意します(p83)


・まずすべきなのは企画書の叩き台をつくることです。4割ほど考えがまとまったら、同僚や友達とアイデアを交換して、企画をイメージした叩き台をつくります(p115)


・企画書がどうしても何ページにもわたって長くなるときは、その内容を文字2割に対して、図8割に構成してつくります・・何ページにもわたる企画書が文字ばかりでは、相手は途中で読む気を失います(p215)


社会人1年目からできる!  企画立案の教科書
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【私の評価】★★★☆☆(77点)


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目次

1 企画を立てるためのネタの集め方 ゼロから磨く情報収集力13
2 企画を立てるためのネタの集め方 課題を発見する質問力12
3 情報を形に変える企画のまとめ方 アイデアの神様を呼びこむ発想力17
4 情報を形に変える企画のまとめ方 読まれる企画書にする表現力21


著者経歴

 齊藤誠(さいとう まこと)・・・株式会社創造開発研究所代表取締役社長。東京都出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。国内及び外資系の広告会社に勤務し、その後マーケティングソリューションを提供する会社の取締役副社長を経て現職。


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