「誰とでも仲良くなれる人の聞き方・話し方」岩崎 一郎
2012/11/08公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
大学で研究一筋の岩崎さんが、「人と楽しく会話ができるためにはどうしたらいいのか」という課題を分析するために、3000人!に声をかけて実験した結果がこの本です。
まずは声をかけてみましょう。どう声をかけるか?まずは観察です。どんな人か。何をしているか。そして仮説を立て、それを質問してみるのです。
・話をするための材料として、仮説を立てる。(p37)
話が始まったら、話を盛り上げていきます。できれば、30秒くらいで自分の体験談を話してみたいものです。体験談は、自分にとっても話しやすく、相手にとっても興味深いもの。感情を込めて、リアルに描写するのです。
話し下手でも、物理的に「会話の輪」に入って、知らない話題でも「うなずく」「笑う」ことで何とかなるという。
会話はロジックでもあり、感情的なものでもあることがわかりました。話をしていて乗ってきたら、感情を意識することが大事なのでしょう。岩崎さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・1 何が好き?
2 どうして好き?
3 どんな気持ち?・・・
「感情」を呼び起こす質問をすることが大事(p85)
・目を見るときは、必ず話をしながらにしてください。(p135)
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
目次
1 まずはここから。盛り上がる会話にはパターンがある
2 盛り上がるきっかけのつくり方
3 相手の話を面白いほど引き出す聞き方
4 場を盛り下げずに話を続ける技術
5 相手に「好印象」を残す会話のコツ
6 会話をもっとスムーズにする論理的な話し方
7 5つの話し方の傾向から探る、ベストな接し方
著者経歴
岩崎一郎(いわさき いちろう)・・・京都大学卒業後 米国ウィスコンシン大学に留学し、ノーベル賞受賞教授の下で博士号取得、旧通産省主任研究官、米国ノースウェスタン大学医学部准教授を歴任。対人恐怖で44歳まで会話下手、かつ恋愛経験なしで悩む。渡米中の転機から、3000人に声をかける実験・特訓を行い、「30秒会話」の独自理論とトレーニング法を開発。10%が上出来と言われるビジネス成約率を58%に、また、恋愛経験なしの40代独身の恋愛成功率を55%に引き上げる実績を誇る。会話下手を徹底的にケアする個人トレーニングをしている。国際コミュニケーション・トレーニング株式会社代表。
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