「仕事力入門」致知出版社
2012/11/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(88点)
■プロと呼ばれる人を15人集めた
対談集です。
こうして読んでみると、
成功した人には、共通点が
あることがわかります。
・人並みはずれた努力
・仕事が好き
・感謝
でしょうか。
・目に見えてその成果が表れるようになるには、
相当の量をこなさなければいけない。
でも大部分の人が途中で諦めてしまうんです
(王貞治)(p82)
■最初は苦しいものであったものが、
ある限界を超えると
楽しくなってくる。
一つに打ち込んでいると、
苦しいことが
より容易にできるようになってくる。
これは、限界を超えたことのない人には、
理解できないものなのかもしれません。
・私は母からいつも、辛い出来事は自分の人間性を
大きくするために神が与えた試練だと言われて育ちました。
嫌なことがあった後は、必ずいいことが倍ある。
だから嫌なことが耐えられるのだと。(永守重信)(p125)
■こうして成功した人のお話を
集めてみるのもいいものだと思います
なぜなら、みなさん
同じようなことを言っているからです。
自分との差が見えてきます。
愕然とします。
それが気づきなのでしょう。
致知出版社さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・藤田の元総長である藤田啓介先生は
「努力をする者のみ神の啓示がある」
とおっしゃいました。(佐野公俊)(p22)
・最近の日本人は休み過ぎなんですよ。
私は朝から晩まで仕事で、・・土日祝日絶対に休まない。
夏休み、クリスマス休暇は一切取らない。・・・
私は全生涯を患者さんと脳外科のために尽くすと決めた
男なので、一日、一秒たりとも無駄にはできない
(福島孝徳)(p20)
・だから私が講演でいつもお話しするのは、
一生懸命やっていれば、必ずじっと見てくれている人がいる
ということです。そしてその人が「おまえ、頑張っているな」
といって、差し伸べてくれる手こそ、「機」なのです
(田中真澄)(p25)
・好きじゃないと感じるのは、
中途半端だからだと僕は考えています。
苦しくても本物を目指して歩き続けていけば、
必ず本物になれるはずです(津曲孝)(p33)
・今年は何をする、そして一年が過ぎる。
来年は何をする、俺ができないのはなんだ?と。
それを探して、今年はこれとこれだけは覚えようということで、
一つずつ自分の課題をこなしてきました。(道場六三郎)(p57)
・世界に変化を求めるならば、まず自分がその変化になれ。
これもまた、ガンジーの言葉ですが、
評論家になるよりも、自分が勇気を持って
そこへ飛び込んでいく(北川憲司)(p105)
【私の評価】★★★★☆(88点)
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