「日本一心を揺るがす新聞の社説―それは朝日でも毎日でも読売でもなかった」水谷 もりひと
2012/09/05公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
■みやざき中央新聞は、
毎週月曜日発行のミニコミ紙。
その社説は、著者が講演や本を読んで、
面白かった話を載せています。
これって社説というよりも、
エッセーみたいなもの。
・中谷彰宏さんのトークライブに行ってきた・・
遅れてきた人に感謝しよう・・・
「忙しいのに来てくれてありがとう」
■この社説がいいのは、
心が温かくなることしか載せないということです。
事故や事件ばかりで、
気分の悪くなってくる普通の新聞とは大違い。
精神的に成長できる新聞とは、
全国に読者がいるのも理解できます。
・「イエローハット」の創業者で、
「日本を美しくする会」の鍵山秀三郎さんは、
新聞・社会面の暗いニュースは読まないそうだ(p126)
■こうした良いことしか載せない新聞があっても
いいのではないかと思いました。
地道に挑戦している人とか、
売り上げを増やしているお店とか、
良いことだけを掲載するのです。
このメルマガは良い本だけを掲載したいと
思います。
水谷さん、良い本を
ありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・生き物の世界には2対6対2の法則がある。
二つの「2」は対極をなし、「6」はどっちか
勢力の強いほうになびいていく、というものである(p138)
・口蹄疫はそれほど怖い病気ではない・・・
世界の畜産国は、口蹄疫ウイルスが国内にいない「清浄国」と、
国内にいる「汚染国」に区別されている。・・・
「汚染国」の牛肉は「清浄国」に輸出できない。・・
約29万頭の牛や豚の犠牲と、畜産農家の苦悩と涙の上に、
日本の畜産業は守られた(p125)
・みんな70歳を超えている・・・
「縁は大事にせんといかんよ」
「今は男女平等とかいうけど、
やっぱり男は立てんといかんよ」
「女の幸せなんて単純なところにあるのよね」(p114)
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
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