【書評】「商機を見いだす「鬼」になれ 中国最強の商人・温州人のビジネス哲学」郭海東 張文彦
2012/07/01公開 更新
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【私の評価】★★☆☆☆(64点)
■温州とは、中国上海の南、
 台湾の北の位置する地方です。
 1980年代には中国改革開放政策の
 モデルとなった場所。
 温州人は東洋のユダヤ人と言われるほど
 商売がうまいらしいのです。
・温州人は、仲間と一緒に不動産を買い、
 一緒に炭鉱を買い、一緒に石油に投資する。(p20)
■温州人は、
 日本人に似ているように
 感じました。
 仲間を大切にする。
 面子にこだわらない。
 真似がうまい。
 日本人が職人とすれば、
 温州人は商人なのでしょう。
・商売では、騙されたり、
 損したりすることはよくあることだ。
 自分がそこから何かを学べるなら、
 学費を払ったと思えばいい。(p89)
■事例の具体性が乏しく残念でしたが、
 中国での商売の雰囲気は
 伝わってきました。
 郭さん、張さん、良い本を
 ありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・10元を稼いだら、
 そのうち8元を関係先に還元する。
 残った2元のうち1元は身内に配る。
 最後に残った1元だけを自分のポケットに入れる(p93)
・金を稼ぐため、温州人は何度でも取引先を訪問する。
 取引先は、彼らのあまりにしつこさに面倒になり、
 仕方なく要求に応じてしまう(p82)
商機を見いだす「鬼」になれ  中国最強の商人・温州人のビジネス哲学
posted with Amazonアソシエイト at 12.07.01
郭海東 張文彦 
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【私の評価】★★☆☆☆(64点)
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