「リーダーにとって大切なことは、すべて課長時代に学べる」 酒巻 久

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リーダーにとって大切なことは、すべて課長時代に学べる はじめて部下を持った君に贈る62の言葉

【私の評価】★★★★★(93点)


■キヤノン電子社長の酒巻さんの一冊。


 1999年に酒巻さんが社長になってから
 株価はピークで8倍。
 現在でも4倍になっています。

 キヤノン電子は、利益率10%以上の
 高収益企業なのです。


 こうした成果を出すコツが
 あるのでしょうか。


・普遍的でシンプルな「利益を出す方法」は、
 時間もコストも、
 すべてを半分
にしていくこと(p31)


■まず、人を育てることを
 重要視していることがわかります。


 人とは、まず「自分」のこと。
 次が、部下です。


 まず、自分がその分野の
 第一人者になる。


 その上で、部下にも
 第一人者になることを求めるのです。


・もし部下に挑戦意欲のないタイプがいたら、
 「第一人者を目指すつもりで頑張らないと、
 いずれ居場所がなくなるよ
」と言って
 繰り返し奮起を促す(p23)


■酒巻さんの定義する一流の人とは、
 仕事ができるだけではなく、
 ビジョンを持ちつつ、危機管理もできる人。


 つまり、ちょっと高い目標設定ができる。


 そして最悪を想定して、
 危なそうなところに
 先手先手と手を打っていける人なのです。


  ・一流の人=上司から見たとき「生意気な人」
  ・問題が発生しないように常に先手先手を打てる
  ・夢とロマンを含めた新しいビジョンを描ける構想力(p196)


■読んでなるほどな、と思いました。


 一流の人は、なかなかいないものです。
 いても生意気なので、潰される可能性がある。


 酒巻さんは潰されなかったのです。


 酒巻さん、良い本を
 ありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「ピカ一運動」・・・
 四人一組で何でもいいから世界一を目指す。(p164)


・大事なことは・・現実的な目標、コンペティターを設定し、
 適度な緊張感で仕事に臨み、小さくてもいいから部下に
 達成感を味わってもらう
ことだ。(p83)


・毎年の方針は課長のものまで全部目を通す。 
 そうすることで課長に緊張感が生まれ、
 自分の方針と真摯に向き合うようになるからだ。(p68)


同じ失敗を二回繰り返したら、始末書を書いてもらう・・・
 「今後、同じような行為を行った場合はいかなる処分を受けようとも
 それに従います」という一文を必ず入れてもらう(p134)


・実際に私は部下にも「叱られているうちが花だぞ」と
 公言していたし、叱ってもしょうがないと思った部下には、
 とても優しく接してきた
ものだ(p157)


・「技術人脈マップ」・・・
 自分の苦手な分野である機械、物理、化学、事業計画などを
 カバーしてくれそうな人材を社内で探し、
 どの部署にどんな技術を持った人材がいるのか、
 それをリストにまとめた(p76)


【私の評価】★★★★★(93点)


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