「オンラインで稼ぐためのコピーライティング指南書」葉山 直樹、平 祐一
2012/05/17公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
■コピーライターという職業があります。
私のイメージでは、
広告の文章を考える人。
インターネットの世界では、
ランディングページ(商品を売るページ)や
売り込みのメール(ダイレクトメール)を
書く人でしょうか。
この本は、プロのコピーライターによる
コピーライターになるための
基礎講座という趣きの一冊でした。
・「先を読みたくなるか?
退屈で読むのをやめたくなるか?」
の視点でいくつかのコピーを読んでみてください(p89)
■一番驚いたのは、
商品を紹介する切り口の見つけ方です。
ネットで検索するのは当然として、
それはあえて捨てて、
それを裏切るネタを書籍から探す・・・。
ネットは無料の世界。
書籍は有料の世界ですから、
書籍にも希少情報としての
大きな優位性がある
ということなのでしょう。
本を読んでいる人が
少ないからでしょうか(笑)
・ブログ、検索エンジン、SNSなどネットで検索して、
そのカテゴリに悩んでいる人たちの生の声を集めて、
印象に残ったものをメモ・・・
検索して容易に見つけられるものは、
読者がすでに見飽きている・・・
それらとはできるだけ真逆に位置する内容の書籍を
書店で探します(p76)
■コピーライターとして稼ぎたい、
または稼いでいる・・・という人に
お勧めの一冊だと思います。
私の場合は、
コピーで売るつもりは全くないので、
本の評価(点数)を見てもらえばいい。
でもコピーライターは、
買ってもらえなければ存在価値はありません。
そういう意味では、
プロのコピーライターは、
結果が求められる厳しい仕事ですね。
葉山さん、平さん、良い本を
ありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・5日間をすべてリサーチに使う(p74)
・悩みや痛みを含んだ欲求と
魅力的に謳った商品・サービスを、
再現性と確信性で繋ぐ(p188)
・まず最初にヘッドコピーに力を入れる・・
ヘッドのコンセプトに誘導される形で
流れに乗って執筆を進めることができる(p203)
・1.読者に対してあなたが求める行動は?・・
2.商品が持つメリット、デメリットは?・・
3.競合他社はどのレベルと意識すべきか?
4.読者が抱えている最も大きな感情は?
5.商品の主なターゲット層は?(p199)
・追伸・・・"誠意"を込めることができれば、
必ず良いものが書けます。・・
自信を持って読者の前に
「思い」をさらけ出してみてください。(p329)
・正式契約の前にお伺いを立てておきましょう。
クライアントへの確認ポイント
1.コピーを手掛けたことを実績として開示してもいいか?
2.・・・ほのめかす程度なら大丈夫か?・・(p147)
「オンラインで稼ぐためのコピーライティング指南書」葉山 直樹、平 祐一
【私の評価】★★★★☆(84点)
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