「私が世界No.1セールスマンになるためにやった50のこと」甲斐 輝彦
2012/05/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(93点)
要約と感想レビュー
■はじめての電子ブックの書評、
ということで身構えて読み始めましたが、
良い本に当たったようです。
著者は、フルコミッションセールスで
世界一となった経験から、
稼ぎ続ける人になるためのコツを
伝授してくれます。
この本を読むと、一流とは、
高いレベルの仕事をしながら、
常に学んでいるんだな、と感じました。
・「スペシャリスト」としての目安は、そのスキルで「メシが食えるか」ということだ。
■最初は、マネから入るということ。
それも中途半端なマネではなく、
営業であれば、トップセールスのトークを
録音してマネる。
自分のトークも録音して、
修正していく。
そうすることで、
より早くより高いレベルに
近づくことができるのです。
・コミュニケーション力を上げるには「真似」がすべて
■この本で特に感じ入ったのは、
事前に仕事の期待されるレベルを
上司と合意しておくということ。
「君に任せるよ」
というタイプの上司は動きやすいという
メリットがありますが、
最後になって「期待はずれだった」
と言われるリスクがあるということです。
経験者だから語れる
仕事の大事なところだと思います。
・要求されている水準が高すぎると感じたならば、この段階で期待されているラインを下げておく必要がある
■最終的には、毎日、毎日の積み重ねが
その人の仕事のレベルを作っていきます。
その積み重ねの大切さを
再認識させてくれる一冊でした。
本物だと思います。
甲斐さん、良い本を
ありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・指導される中で「条件が6割そろえば行動に移せ」という話をよく聞かされた。
・考えたストーリーに沿って忠実に行動する。・・・自分で考えたストーリーの中で実行すると決めた「いますべきこと」を演じ続けることが大切である。
・成績のいい営業マンは人を喜ばせるスキルをマスターしている。そして、1人を喜ばせるのに絶対に手を抜かない。1人の人間の評判の恐ろしさを知っているからだ。
・ピンチ・・具体的な対応策を考えるようにする。さらに、「いま起こっている問題について、積極的にまわりと情報の共有をする」
・希少性とオリジナリティ、そして成長感のある人は、どこに行っても「飽きられない」。いてもいなくてもいい人材は、あるとき本当にいなくなる。
・「人は思うように動かない」という前提に立つ・・・うまくいかなかった場合のプランを用意しておく
・付き合う人を変えることが、自分を変える最善の方法
・他人の評価に一喜一憂しない
・ちなみに私は次のようことをまわりの人たちに宣言している。
・好きな人としか仕事をしない
・面倒ごとを持ち込む人の電話には出ない
・無理をしない組織は衰退する
大和書房
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【私の評価】★★★★★(93点)
著者経歴
甲斐 輝彦(かい てるひこ)・・・1976年生まれ。大学1年からブリタニカで営業を開始。1年中退し、翌年営業売上1位となり世界一の営業と言われる。会計事務所、不動産屋、飲食店経営、広告会社創業などを経て、現在採用コンサルティング会社ZEKU専務取締役。
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