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「人の心をつかむ―リーダーのための人間掌握術」松本 順

(2012年3月 7日)|本のソムリエ
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人の心をつかむ―リーダーのための人間掌握術 (PHP文庫)

【私の評価】★★★★☆(81点)


■若手のうちは一生懸命仕事をし、
 中堅となれば上司に対応しつつ、
 部下を育てる。


 そして、自分が上司の立場になれば、
 いかにグループの成果を高めるか、
 悩むことになります。


 この本は、そうした
 組織内で頑張る人へのアドバイスとして、
 組織心理学の視点での注意点を学びます。


・課長から10やれといわれて、
 七しかやろうとしないのも、
 部下の挑戦だということを
 課長はわかっていなければならない
(p24)


■部下は、常に上司を観察しています。


 なぜなら、上司が仕事を指示し、
 仕事の評価も上司がするからです。


 そして、年下の部下もいるだろうし、
 女性の部下もいるだろう。


 仕事とはいえ、
 いろいろな思いが心の中に
 あるわけです。


 そうした中で、
 いかに部下からの人望を集め、
 気持ちよく仕事をしてもらうか、
 答えはあるようでない、
 ないようであるのかもしれません。


・年輩者を部下にもった場合は、年輩者の心理というものは、
 最初はなかなか理解しにくい・・・年輩者でありながら、
 自分より若いものに使われるということは、
 自分を卑屈にする、惨めにする、あるいは
 なんとなくやりきれない気持ちにするものである(p96)


■基本的には、長所を褒めること。
 叱るべきときに、叱ること。
(叱るとは、間違いを修正すること)


 仕事を指示した理由を説明すること。
 相手を信頼していることを伝えること。
 こうした当たり前のことをやりながら、
 信頼関係を作っていくしかないようです。


 人間関係って大変ですね。
 みなさん!


 松本さん、
 良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・課長が女子社員に仕事を命じたら、
 「こんな難しい仕事はできません」といった。・・・
 "課長はいつも私ばっかり難しいことをやらせる"という
 不満を持っていたということである。そこで課長は、
 「あなただからこそいつも難しいことを頼んでいるんです。
  というのはあなたに一番期待しているからなんです
 とこたえた(p25)


・ベテランの部下は、自分の強みでリーダーを攻撃し、
 リーダーがあまりよく知らないのを皮肉ったり、
 ひやかしたりする。そうされたときちっとも慌てず、
 「三年も同じ仕事をやっているとくわしくなるのはあたりまえだよ。
  それを鼻にかけるのは大人気ないよ」と
 ちょっとたしなめるくらいであってほしい。(p27)


・叱りが効果がある場合と、逆効果になってしまっている場合
 とがあるのは、叱りという行為は、上司と部下との
 ふだんの人間関係がどのような状態にあるかによって、
 その効果が著しく違う
ものだからである。(p133)


・面と向かってほめるのはお世辞になるが、
 かげでほめられるのはうれしいものだ。・・
 酒の席で、みんなはヤツの悪口をいった。
 私はひとり、「いや、ヤツは職人カタギの典型なんだ。
 仕事に熱心のあまり、他に心を配るユトリが
 なくなっているのだ・・と弁護した(p157)


・若いときはとかく実力本位に考え、 
 実力さえあればどんどん偉くなれると考える・・・
 こうした若手実力社員は、上役も先輩も同僚も一目おく。
 しかし、内心おだやかならぬものを感ずる。
 彼の学歴や実力に対する劣等感がしだいに怒りに
 似たものに変わっていく。(p166)


・「美人は美に溺れ、才子は才に倒れる」(p167)


【私の評価】★★★★☆(81点)



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