「営業で1番になる人のたった1つの習慣」森 功有
2011/12/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(91点)
■富士ゼロックスにおいて7年間トップセールス。
目標達成率10倍という森さんの一冊です。
森さんの仕事は、法人営業です。
法人営業なら決定権限者に会うと効率が良い、
というのが定説です。
では、どうやって面談するのか。
・1 どの企業の誰にアプローチするのかを決める
2 アプローチ相手に手紙を書いて届ける
3 アプローチ相手に電話でアポイントを取る
4 上司と一緒に面談し、面談後にフォローする(p51)
■森さんは、面談したいターゲットを
特定します。そして徹底的に調べる。
そうした上で、手紙を出します。
いきなり電話はまずいし、
断られる可能性が高いのです。
手紙では、役員目線。
会社の重点方針に沿った
提案ができること、
そして過去の実績を示して、
役員のお役に立てることをPRします。
・手紙を用いないトップアプローチ・・テレアポ率2%
手紙を用いたチップアプローチ・・・テレアポ率20%(p112)
■確かに役員からの紹介があると、
下は動かざるをえません。
断るにしろ、契約するにしろ、
しっかり検討することになるのです。
富士ゼロックスだからできたという
ところはありますが、
法人営業なら応用ができそうです。
役員ともなると、
あちこちの会社から
手紙が来るようになるかもしれません。
大変ですね。
森さん、
良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・いきなりトップ層に電話をかけるのは難しい(p108)
・「○○常務にお渡しいただけますか」(p144)
・電話をする時間帯は朝一と夕方・・・
朝は8時50分~9時30分まで、
夕方は17時30分~18時30分まで。(p157)
・トップにはトップ、役員には役員など
相手の立場に応じた人を同行させる(p183)
・面談後は、すぐに礼状を送ります。・・・
誕生日や設立記念日、上場記念日などには
必ず手紙もしくはメールを送る(p213)
・お客様に「次のお客様」を紹介していただく
しくみをつくる(p25)
【私の評価】★★★★★(91点)
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