「懸命に生きる子どもたち」池間 哲郎

|

懸命に生きる子どもたち

【私の評価】★★★★★(92点)


■「あなたの夢は何ですか。
  私の夢は大人になるまで生きることです」と
 ほぼ同じ内容。


 NPOアジアチャイルドサポートで
 子どもたちを支援している池間さんが
 日本で講演している内容を本にしたものです。


 しかし、なぜか涙が出てきますね。


・ゴミを拾っている子どもたちに・・・
 近くの公園にピクニックに行くことになりました・・・
 「こんなご馳走食べたことが無い」と大喜び。・・・
 4歳くらいの少女がトコトコと前にやってきた。・・・
 「お家に持って帰って、お父さん、お母さんと一緒に
 食べて良いですか
」と答えた(p14)


■日本にいると、日本の素晴らしい点が
 見えないものです。


 お金もある、食べ物もある、
 家もある、水も自由も平和もあるのです。


 逆に一歩、海外に出てみると、
 そうした当たり前のことが
 ない国が存在する。


 それは知識で知っていても、
 実感を知ることは難しいのかも
 しれません。


・ミャンマー・・・小学校では250名余りの児童が
 学んでいます・・・水道がないのに気が付いた。
 「どのような水を飲んでいるのか」と気になり
 調べてみると雨水を水がめに貯めて飲んでいた。
 水がめを見て驚いた。真っ黒に汚れた水でした(p34)


■ハンセン病のところでは、
 手も足もなく「殺してくれ」と
 叫んでいた女性が立ち直り、
 老人の世話をするようになり、
 最後には結婚するという話がありました。


 感動しますね。


 最後にこの本の伝えたいことは、
 寄付をしてくれということではありません。


 あなた自身が、恵まれた日本で、
 一生懸命に生きてほしいということです。


・一番大切なボランティアは何か。・・・
 「最も大事なボランティアは自分自身が
  一生懸命に生きること
」です。(p106)


■実際の講演を見たくなりました。


 池間さん
 良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・カンボジア、ミャンマー、モンゴル・・・
 驚くのは弟や妹を膝に抱きながら勉強している子が
 多いことです。お父さん、お母さんが仕事を
 している時には、お兄さん、お姉さんが小さな
 弟や妹の面倒を見ながら勉強をする(p48)


・父親は病気で働くことは出来ない。母親は夜中に市場に
 出かけ段ボール箱などを集めている。家族で一番、
 稼いでいるのは、少年です。朝の7時にレストランに
 やってきて、周辺の掃除を行い、それから靴磨きが始まる。
 夜は10時ごろまでやっている。(p98)


・「あなたの一番欲しいものは何ですか」と聞いてみた。・・・
 殆どの子どもたちが同じ答えだった。
 「私が一番欲しいものは、
  僕が一番欲しいものはお母さんです」(p103)


・皆さんの優しい心を少しだけ分けてください。
 100%の愛は要りません。1%だけでいいのです。
 私は100円が無くて失われる命を見てきました。(p105)


懸命に生きる子どもたち
池間 哲郎
NPO歩人アジアチャイルドサポート
売り上げランキング: 353,618

【私の評価】★★★★★(92点)



楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへblogrankings.png


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読

>月別(2002年7月~)