【書評】「創価学会財務部の内幕」「学会マネー」研究会
2011/02/02公開 更新
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【私の評価】★★★★☆(81点)
要約と感想レビュー
財務という名の集金
この本で初めて知ったのですが、創価学会は「創価学会は一銭も金がかからない宗教である」「創価学会という宗教は金儲けが目的ではない」と公言し、それを戦後の布教、教勢を伸ばす活動の最大の武器としてきたという。
しかし実際には、創価学会では財務という名の集金があり、その目的は、「世界広布(布教)のための必要資金」であり、財務に応じた会員には大功徳や福運がつくとされているのです。財務においては、次のように説得するのです。
いま、ここに貧乏な人がいるとする。私達は、あの人に出させるのはかわいそうだと考える。ところが、出させることが、すなわち真心からの供養こそが、その人の功徳になるのです。供養をさせなければ、その人の貧乏は打開できない。無慈悲のようだが、この勇気が必要なのですと説得するという。素晴らしい理論づけです。
取引銀行にとって、創価学会の指定銀行の座についていることは、貯金獲得を約束されたも同じなのだ(p53)
金庫から1億円が出てきた
創価学会といえば、捨てられた金庫から2億円が出てきたとか、野村證券系の国際証券が創価学会に4億円の損失補填を行っていたなどお金に関する話題に欠きません。池田大作・名誉会長の納税額は、1995年度で2億と記載されています。
現在は公明党が政権与党となり、創価大学からあらゆる分野に創価学会員が配置されています。金は力。政治は力。これは世の中の基本でしょう。そういう意味では、宗教こそ、最強のお金集めなのかもしれません。
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この本で私が共感した名言
・創価学会は聖教新聞(日刊550万部)、大白蓮華(月刊280万部)、グラフSGI(月刊120万部)などを発行している。東京・千代田区飯田橋にある潮出版社が発行している「潮」も、学会系出版社が発行している一つである(p46)
・聖教新聞も一面の「寸鉄」というコラムで、次のように報じた。「今度は廃品金庫から1億7000万円。ゴミの中から。欲ボケ社会の戯画か縮図か」・・・「金庫と金は私個人のものです」と、所有者が名乗り出たのだ。聖教新聞の元専務理事で、同社嘱託主事の中西治雄氏(p114)
・創価学会は1000億円単位の超大口預金者だ。仮にこの預金が出ていくことにでもなれば、銀行の資金繰りに大きな影響を及ぼすことになる。言い方は悪いが、創価学会にタテつくことはできない。(p161)
小学館
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【私の評価】★★★★☆(81点)
目次
第1章 創価学会と大銀行
第2章 創価学会・財源の全容
第3章 創価学会財務部の手腕
第4章 バブル期を乗り切った創価学会
第5章 雪だるま式に増える学会預金
創価学会関連書籍
「創価学会とは何か」山田 直樹
「乱脈経理 創価学会VS.国税庁の暗闘ドキュメント」矢野 絢也
「カルトとしての創価学会=池田大作」古川 利明
「お笑い創価学会信じる者は救われない」佐高 信、テリー伊藤
「池田大作「権力者」の構造」溝口 敦
「創価学会財務部の内幕」「学会マネー」研究会
「創価学会の研究」玉野 和志
「芸能人と新宗教」島田裕巳
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