「我に帰れ 子ども手当世代の反逆」蒼井 光太郎
2010/11/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(64点)
■元公務員の著者が伝える
生きがいのある人生です。
著者の場合は、四十七歳で公務員を辞めて、
作家という道を選びました。
どうせ、だれもが死を迎えるわけですから、
その生きている間に、何をしていくかが、
問題ということです。
生活の安定はなくなるけれども、
今の時代ならなんとか食べていける
ということでしょうか。
・学生の頃、なぜあれほどまでに理科の実験を
させられたのだろうか?・・・
失敗してもいいから挑戦してみる。
今思うに、これが理科の実験の言わんとしていた
ことじゃないだろうか。(p21)
■著者にとってはお役所の仕事は
耐えられないものだったようで、
こちらのほうが面白く読めました。
「お役所の作法」といったテーマで
本を書いてみると面白いのではないでしょうか。
蒼井さん、良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・法律を作り、なにもないところへ規制を作り仕事を作る。・・・
国は、○○という法律ができましたと都道府県へ流し、
都道府県は市町村へ伝達する。
これだけで、簡単でどうでもいい伝言ゲーム
のような仕事が三重に生まれる。(p66)
・本当に変革する必要なんて、ここにはない。
やってるような感じを醸し出し、
住民や議員の目をくらませ・・・
○○係長は○○担当と変えればいい。
いかにもやっているように見えるじゃないか(p134)
・人生とは、死ぬまでの間の膨大な暇潰し。
死がくるまでは生きろってことが、
人生のルールのようだ。(p94)
【私の評価】★★☆☆☆(64点)
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