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「明治・父・アメリカ」星 新一

本のソムリエ 2010/08/08メルマガ登録
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明治・父・アメリカ (新潮文庫)


【私の評価】★★★★☆(85点)


要約と感想レビュー

 作家星新一が、自分の父、星一(はじめ)の人生を描いた一冊です。星一は、明治六年生まれ。日本の文明開化と歩を同じにするように学問をするために東京留学しました。


 そして、さらにアメリカに興味を持ち米国留学。住み込みの仕事や、情報誌を発行しながら、コロンビア大学を卒業。


 その後も、日本と米国のかけ橋となるべく、「日米週報」「ジャパン・アンド・アメリカ」という雑誌を発行し、帰国後は、星製薬を創業し、成功しています。


 これこそ苦学生だな、と感心するとともに、自分もこれくらい大学で勉強していたらまた違ったものになったかもしれないと感じました。日本という国づくりに奔走した明治という時代と、そこで向上心を持って苦学して成長していく日本人に感動しました。


 星さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・当時(明治)、どこの地方でもそうだったのだろうが、みどころのある少年があらわれると、周囲で援助してやるという風習があった。(p48)


・粗食でもいいから十分食え、十二分に食うな。栄養をとったら、くたびれるまで十分働け、十二分に働くな。くたびれたら、十分に眠れ、十二分に眠るな。それで肉体の調和がたもてる。(p100)


・トメはそれを眺めながら言った。「わたしは字が読めない。それなのに、おまえは字の読み書きができるようになったばかりか、外国の言葉もでき、こんなものをつづけて出せるようになった。ほんとによかったね」(p245)


明治・父・アメリカ (新潮文庫)
星 新一
新潮社
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【私の評価】★★★★☆(85点)


著者紹介

 星 新一(ほし しんいち)・・・1926年生まれ、1997年没。1957年、日本最初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参画。ショート・ショートという分野を開拓。1001編の作品を残す。


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