「仕事の効率が3倍UP! 整理・整頓4S仕事術」石谷 慎悟

【私の評価】★★☆☆☆（68点）

要約と感想レビュー

机の上に一つの仕事だけ

整理・整頓の基本を教えてくれる一冊です。非常に地味ではありますが、環境整備というものは、どこの職場でも必要なスキルだと思います。

まず、整理・整頓の大切さを理解する必要があります。それは、机の上が整理され、机に一つの書類だけがあるときの仕事の効率の良さを経験したことがあるか、どうかでしょう。机の上に、一つの仕事だけという環境は、仕事が進むのです。

ある仕事が終わり、次の仕事に取りかかる時に一時的にでも机の上が何もない状態（パソコンや文具などは除きますが）になっていますか（p63）

置き場を決める

その他にも、書類の置き場を決める、備品の置き場所・追加発注のルールを決めるなど生産工場では当たり前のことが、事務所ではできていないことが多いようです。

日本は世界一の生産現場を持っていますが、それを事務所にも拡大する必要があるのでしょう。まずはメールから整理してみます。

メンテナンスのルールを明確化・・・「ホッチキスの針が残り１０個を切ったら補給しておく」や「備品置き場のペンは最後の箱を開けたら１箱注文する」（p110）

環境整備、整理整頓は大切

地味ではありますが、環境整備、整理整頓は大切なことです。私の職場でもやるために、この本を会社に持っていくことにしました。

さて、何から手をつけましょうか。やはり自分の机からでしょう。石谷さん、よい本をありがとうございました。

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この本で私が共感した名言

・メールを読んだ時に対応が必要な「依頼メール」と、対応が不用な「通知メール」を分けるようにします（p143）

・それぞれの置き場所にどれくらいの量を置くべきかを決めます。置くべき量の基本は１単位です。（p54）

【私の評価】★★☆☆☆（68点）

目次

第１章　整理・整頓はキレイにするだけの活動ではない
第２章　整理・整頓の考え方
第３章　身の回りの整理・整頓
第４章　パソコンの中の整理・整頓
第５章　会議室や倉庫の整理・整頓
第６章　仕事そのものの整理・整頓
第７章　整理・整頓の取り組み方

著者経歴

石谷 慎悟（いしたに　しんご）・・・コンサルソーシング株式会社勤務。１９６７年生まれ。沖テクノシステムズラボラトリ、監査法人トーマツ、トーマツコンサルティングを経て、２００６年から現職。

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