「カップヌードルをぶっつぶせ!」安藤 宏基

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カップヌードルをぶっつぶせ!―創業者を激怒させた二代目社長のマーケティング流儀 (中公文庫)

【私の評価】★★★★★(92点)


■日清の二代目経営者として
 「焼きそばUFO」「どん兵衛きつね」を開発した
 安藤さんの一冊です。


 テレビ「がっちりマンデー」に出演されていたのを
 思い出しました。


■強烈な創業者の下で、
 二代目として組織の力で 
 どんどん新製品を開発してきた
 経緯がわかります。


 社内競争を生む組織改革、
 奇人・変人を大切にする人事。
 やってみないとわからないという商品開発。


 非常に興味深く読めました。


・「変人」の発想がブレーク・スルーを可能にする。
 奇人変人比率は20%が理想。  
 30%を超えると会社がつぶれる(p110)


■本人は自分は普通の人と言っていますが、
 十分に変人だと思いました。


 特に、ブランドマネジャーに全権を委任し、
 社内競争しながら商品開発が進むようにしている
 ところなどは、商品開発に賭ける強い意志を感じました。


・創業者は普通の人ではない。
 異能の人である。・・・
 後継者は、私も含めて、だいたいが普通の人である(p15)


■純粋に楽しく読める一冊でした。


 カップラーメン、されどカップラーメン。
 またUFOが食べたくなったので、
 ★5つとしました。


 良い本をありがとうございました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・人間というものは新しい制度をつくっても、
 すぐにそれになじんでしまうものである。
 また、組織はできたとたんに陳腐化してしまう。(p135)


・瀬島さんが、「経営者は常に最悪のことを考えておくように。
 準備をしている人間はいざというときにあわてない。
 私はふだんからオフィスや車の中に縄ばしごを装備している」
 と危機管理の大切さを話された(p82)


・クレームの中には貴重なアイデアがいっぱい潜んでいる。
 チキンラーメン卵ポケットの成功で、私には
 「顧客のクレームは宝の山」と思えるようになった。(p213)


・朝から晩まで、自宅の裏庭に作った小屋がけの実験室に
 こもって研究していた。・・・執念深い上に、せっかちだった。
 安藤百福は昔から、眠っているときに思いついた
 アイデアを書き留める習慣があった(p28)


・事業を始めるとき、金もうけをしようという気持ちはなかった。
 何か世の中を明るくする仕事はないかと、
 そればかり考えていた(p63)


▼引用は、この本からです。

カップヌードルをぶっつぶせ! - 創業者を激怒させた二代目社長のマーケティング流儀
安藤 宏基
中央公論新社
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おすすめ度の平均: 4.5
5 面白い会社ですね、日清食品というのは。
3 面白いけど繰り返しが多い、DVDは懐かしい
5 二代目が書いた経営書。創業経営者に読んで欲しい一冊。

【私の評価】★★★★★(92点)



■著者紹介・・・安藤 宏基(あんどう こうき)

 1947年生まれ。
 1972年日清入社。
 1985年代表取締役社長。
 2008年日清食品ホールディングス代表取締役CEO。


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