「影響力の法則」アラン・コーエン、デビッド・ブラッドフォード

|

影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブル
【私の評価】★★★☆☆(72点)


■日本でも同じですが、職場に上司と部下がいれば、
 人はいかに他人を動かすか、について
 悩んでいる人が多いようです。

 この本は、いかに上司や部下を動かすかについて
 欧米ではどう教えているかがわかる一冊です。


■人間関係が良ければ悩むことはありませんので、
 この本が教える、関係が悪い場合、依頼が拒否されている場合の
 対応を見てみましょう。


■まず、相手を最初から否定しないことです。
 自分の味方になる可能性があると考えます。
 最初から、敵対的に対応しては味方になるものも
 味方になりません。


 そして、自分の得たい成果を明確にします。
 仕事で成果を出すことなのか、
 クレームを減らすことなのか、本来の目的を
 見失わないようにするのです。


■その次に、相手の心の中を分析します。
 上司は上司なりの考えがあるはずですし、
 部下には部下の世界があるのです。

 そして相手が何を大切にしているのか、
 何を求めているのか考えるのです。


  ・相手が日常の仕事で何を大事にしているのかを見ると、
   その人にとって何が重要なのかをとらえることができる(p67)


■それが分からないから難しいのだ、という人もいると
 思いますが、その場合には、本人に直接聞いてみる
 という最終兵器があります。


  ・相手を知る良い方法は直接、相手に尋ねることだ(p107)


■こうした、相手を知り、自分の目的がはっきりしたら、
 相手に与えるものを考えます。

 自分が相手にしてほしいものがあるのですから、
 それ相応の対価を相手に提示するわけです。

 ただし、それは褒めコトバであったり、仕事の権限であったり、
 支援、情報、休暇などいろいろありますが、それらの価値が
 人によってそれぞれちがうところがポイントです。


  ・人にして欲しいことがあるのなら、
   自分から先にしてあげなさい。
   そうすれば人は動いてくれる。(p1)


■人間関係もモデルにして体系化しまうのが、
 さすがアメリカという感じですが、
 「目的を見失わない」というところは大切だと思いました。

 本の評価としては★3つとします。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・部下の言動、目標、キャリアの目標、気がかり
   について部下とオープンに話し合える環境を整え、
   それによって相互理解を深めることがあなたの目標だ(p275)


  ・相手に"貸し"を返してくださいねと、
   さりげなく促さねばならないこともある(p136)


  ・父はいつも私に言っていました。
   『どんな交渉事においても、相手に自分が勝ったと
   感じさせなさい。がめつくなってはいけないよ。』
   (ブライアン・ロバーツ、コムキャスト会長兼CEO
   ニューヨークタイムス、日曜ビジネス版2004/8/8(p213)


▼引用は、この本からです。 

影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブル
アラン R.コーエン デビッド L.ブラッドフォード
税務経理協会
売り上げランキング: 1464
おすすめ度の平均: 4.5
5 フラット化する組織で生きていくために
4 義理や信頼の再定義
2 翻訳としては不完全
5 人生を大きく変える1冊に出会ってしまった!
5 Influence Without Authorityの翻訳版発見!

【私の評価】★★★☆☆(72点)


■著者紹介・・・アラン・コーエン

 リーダーシップと組織変革の専門家として
 多くの企業でコンサルや指導を行っている。


■著者紹介・・・デビッド・ブラッドフォード

 米国スタンフォード大学ビジネススクール上級講師。
 リーダーシップおよび影響力の能力開発の責任者。
 大手企業でのコンサル経験が豊富。


─────────────────

■関連書評■

a. 「「先読み力」で人を動かす」村中 健志
【私の評価】★★★★★

b. 「「心理戦」で絶対に負けない本」伊東 明、内藤 誼人
【私の評価】★★★★☆

c. 「ヤクザ式ビジネスの「土壇場」で心理戦に負けない技術」向谷 匡史
【私の評価】★★★☆☆


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

いつも応援ありがとうございます
人気ブログランキング
に投票する

人気ブログランキングへblogrankings.png


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
44,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト一日一冊:今日の名言



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読

>月別(2002年7月~)