「悪いヤツほど成功する7つの法則」マーク・ルイス
2009/03/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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■キリスト教には7つの大罪があります。
それは、プライド、羨望、大食、肉欲、
怒り、どん欲、怠惰です。
著者は、これらはキリスト教が信者を
コントロールするために作ったものだとしています。
■したがって、これらの大罪をどんどんやろう!
そうすれば、私のように成功する!
というわけです。
■成功哲学では、自分のなりたい姿をイメージして、
ほしいものをリストアップしますが、
キリスト教では「どん欲」という大罪になるようです。
なるほど、実は成功哲学というものは、
キリスト教から見ると、
とんでもない異端なことなのかもしれません。
・これから何年か先のことを想像してほしい。
あなたは年老いて、しわだらけになっている。
人生を振り返り、「もし○○していたら」と思う。・・・
夢・野心・目標・願望を、できるだけたくさん
リストアップしてほしい。(p69)
■そうした視点で見てみると、
こうしたキリスト教のようなもので縛らないと、
自分の欲望のために、なんでもやってしまうのが、
人間なのでしょう。
キリスト教がなくとも、それなりに統制が
とれている日本が不思議に感じられました。
本の評価としては、新しい視点を学べたので、
★3つとします。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・ビジネスの世界も、サッカーの世界と
非常によく似ている。
筆頭取締役と平取締役との間には、
能力の差などはほとんどない・・
違いがあるとすれば、それは
地位や評価に対する欲望である。(p40)
・苦労して手に入れた情報には、
それなりに価値がある。
大金を稼げる情報をつかんだら、
それを漏らしてはならない。(p64)
・気分が塞いでいるときは、
休日の楽しさをイメージすればいい。
すぐに落ち着き、
陽気な気分になれるはずだ(p85)
▼引用は、この本からです。
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こうやって成功するヤツ、確かにいる
■著者経歴・・・マーク・ルイス
南アフリカでコメディークラブを設立し、漫談家として活躍。
その後、英国でインターネット企業ウェブ・マーケティング
を設立し、発展させた同社を売却。
現在は、コンサルタント、講演家。
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■関連書評■
a. 「十二番目の天使」オグ・マンディーノ
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b. 「脳が教える!1つの習慣」ロバート・マウラー
【私の評価】★★★★★
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