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【書評】「適者生存―メジャーへの挑戦」長谷川 滋利

2009/02/06公開 更新
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適者生存―メジャーへの挑戦 (幻冬舎文庫)

【私の評価】★★★☆☆(76点)


この本で私が共感した名言


関西人らしいジョークと合理性

野茂に続いてメジャーリーガーとなった長谷川選手ですが、私の印象は薄いものでした。しかし、長谷川選手の本を読んでいるうちに、その関西人らしいジョークと合理性からどんどん好きになってしまいました。


長谷川選手は天性の才能を持っているわけではありませんが、自分で考え、工夫することで結果を出してきました。大リーグでは、当初、5連敗しましたが、縦に落ちるシンカーを覚え、新人王を受賞しています。


僕は大事な場面で、120%の力を発揮しようとする人間よりも、80%の力を発揮する人間のほうが、勝負に勝つ確率は高いと思っている(p189)

成功するまでチャレンジする

長谷川選手は、もし、大リーグで失敗したとしても、また違う分野でチャレンジして、結局、成功するまでチャレンジする人のように感じるのです。


長谷川選手の考え方をこの本で、感じていただきたいと思います。本の評価としては、★3つとしました。


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この本で私が共感した名言


・良いエージェント、悪いエージェントの区別というのは、人間として信用できるかどうか、その一点にかかっていると思う(p52)


・高校野球は身体の未熟な10代の若者が4日間連投したり、成長期に肉体を酷使させられている。これでは肩や肘の故障など、将来に影響が出るのは当たり前である。(p28)


・コーチは何も言わない。頂上を目指す人間はいくらでもいる。この辺がアメリカという国のいい部分であり、悪い部分でもあると思う。(p148)


▼引用は、この本からです。
適者生存―メジャーへの挑戦 (幻冬舎文庫)


【私の評価】★★★☆☆(76点)


目次

第1章 アメリカへの憧れ
第2章 NOMOの衝撃―いよいよアメリカへ
第3章 1年目の記憶
第4章 メジャーリーガーの生活
第5章 逡巡と、成功と―1997~2000
第6章 アメリカと日本の間にあるもの
第7章 イチロー君に伝えたかったこと―日本人がメジャーで成功する条件
第8章 適者生存―アジャストメントに必要なこと
第9章 未来へ


著者経歴

長谷川 滋利(はせがわ しげとし)・・・1968年生まれ。1990年ドラフト一位でオリックスに入団。新人王。1997年大リーグ、アナハイム・エンジェルスに移籍。2002年シアトル・マリナーズに移籍。


大リーグ関連書籍

「限界を打ち破る 大谷翔平の名言」桑原晃弥
「適者生存―メジャーへの挑戦」長谷川 滋利
「イチロー思考」児玉光雄、東邦出版
「不動心」松井 秀喜、新潮社


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