「指揮者という仕事」シャルル・ミュンシュ
2008/12/26公開 更新本のソムリエ [PR]
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■オーケストラの楽員は、直感的にすぐに
指揮者の力量を把握します。
これは、会社でも同じでしょう。
だからこそ、指揮者は(上司は)
誠心誠意、熱意を持って仕事をしなくては
ならないのでしょう。
もし、そうでなければ、
部下はすぐにそれに気づき、
仕事はうまくいかないのです。
そうしたことを
教えてくれる一冊でした。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・超人間的な潜在力を解き放ち、放射させ、
オーケストラの楽員たちに魔法をかけること、
これが結局、指揮者の最も大事な役目なのだ。(p10)
・人は仕事を止めるときにやっと
学ぶのを止めるのであり、
そして私は一度も止めることはなかった(p34)
・楽員に長々と説明しないことだ。
楽員は演奏するためにやって来ているのであって、
講演を聞くためや授業を受けるために来ているのではない。
絶対に必要なことをごくわずかな言葉で言うべきだ。(p82)
・あなたは間違えることがあるし、それはだれにもあることだが、
しかし、感ずる通りに、心底から確信し、熱意をもって、誠心誠意、
演奏するなら、<批評家たち>が攻撃しようと、
神様はきっとあなたをお許しくださるだろうと私は思う。(p86)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★☆☆☆(65点)
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