「顔を洗うこと 心を洗うこと」今野 華都子
2008/09/08公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(90点)
要約と感想レビュー
エステティシャン世界一とはいえ、しょせん洗顔と思ったのが大間違いでした。洗顔とは、自分を大切にすること、自分を活かすこと、つまり、生き方そのものなのです。
洗顔により、自分の心を光らすことによって、他人にも良い影響を与える力を蓄えるのです。( 人間の器 )を作ると言い換えても良いでしょう。
・あなた自身を大切に扱ってあげてください。自分の両手で、優しく優しく、「ありがとう」といたわりながら、キレイにしてあげてください。(p4)
後半には、職場のリーダーとしての著者がでてきます。職場でも、人を人としてみているから注意できる。そして、人を育てることができるのです。ここをもう少し教えていただきたかった。
・まずはここで働いている人たちが、"人として"どうやったら幸せになるのか。あなたは、そのことだけを考えて、言葉をかけてあげなさい。(p113)
一流の洗顔は心を洗うのか・・・一流はすべてに違うのだな、と気づきました。もっと話を聞きたい。もっと教えてほしい。そうした気持ちにさせてくれる一冊でした。本の評価としては、★5つとします。
この本で私が共感した名言
・「今野先生は、顔には何が表れると思いますか?」私は即座に、こう答えていました。「すべてです。顔にはすべてが表れますよ」(p40)
・きれいになったあと、どうするの?きれいになって、どんな生き方をしたいの?自分を活かすってどんな生き方だと思う?(p44)
・「今から、変わればいいんです」「今から、ですか?」「そうです」(p65)
・自分の腹を定めて、自分の素直な思いを言葉にのせてください。今のあなたは、自分が悪く思われないための防御壁を張って、その中から言葉を発していないのです。・・・ほとばしる思いを伝えてください。(p122)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★★★(90点)
著者経歴
今野 華都子(こんの かつこ)・・・1953年生まれ。エステティシャン。「第1回LPGインンターナショナルコンテストL6」においてフェイシャル部門第一位。現在、タラサ志摩スパ&リゾート取締役社長。
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