「入門 セルフ・コーチング―自分の強みを知り成長させる心理戦略ワークブック」小林 惠智

【私の評価】★★☆☆☆（65点）

要約と感想レビュー

　潜在意識を利用した目標達成方法について、一般的内容について体系的にまとまっています。

　自分のたな卸し、目標設定まで内容のレベルは高く、さすが米国で学んできた心理学、経営組織学を学んできたのだと思います。

　教科書、またはテンプレートとして活用できる一冊です。内容は高度でしたが、著者の思いがもう少し知りたかったので、本の評価としては★２つとしました。

この本で私が共感した名言

・目的・目標は自分で決め、自分と約束するのた絶対条件・・・追うのが"登山"だとすると、追われるのは "シベリアの強制労働"といったくらいの違いになる。（ｐ80）

・潜在意識へ働きかけ、成功イメージを強く刻みつける方法が"I"メッセージだ。・・・自分自身へのメッセージ。「私は」で始まる肯定的で単純な文である。（ｐ174）

・君たちは今、どんな必要性があって働き、学んでいるのでしょう。（ｐ205）

▼引用は、この本からです。

【私の評価】★★☆☆☆（65点）

著者経歴

　小林 惠智（こばやし　けいいち）・・・1950年生まれ。大学で心理学を学ぶ。1979年米国・国防総省国際戦略研究所で最適組織編成を研究。クランフィールド大学ジャパンセンター・ヒューマンサイエンス研究所所長兼理事長。

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