「最後の授業 ぼくの命があるうちにDVD付」ランディ・パウシュ、ジェフリー ザスロー
2008/08/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(93点)
■バーチャル世界の専門家・有名教授が、
すい臓がんで余命宣告されたとき、
「最後の授業」を行いました。
そのテーマは、
「僕はこうして夢をかなえてきた」
残された3人の子供たちに伝えたいことは
「夢をかなえる方法」
だったのです。
・「最初うまくいかなくても、何度でも挑戦する」。
これは決まり文句だ。(p169)
■本の内容としては、
成功哲学として普通の内容です。
ただ、著者が自分の人生での体験を通じて、
夢を達成するために、どう考え、
どう諦めなかったのか、
ジョークを交えて説明してくれる
DVDがあまりに圧巻でした。
■本としては、★4つですが、
家族と一緒に読むべきDVDを高く評価して、
評価としては★5つとしました。
感動のDVDをみなさんにお薦めします。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・ディズニーで働いていたときにもらった、
「ランディ」という楕円形の名札が付いた
このポロシャツを、最後の授業の衣装に選んだ。・・・
「夢を見ることができれば、やり遂げることができる」
と言ったウォルト・ディズニーに敬意を表して。(p32)
・コーチが来て僕をなぐさめた。
「グレアム監督はきみにとくに厳しいだろう?」・・・
「でも、それはいいことだ。きみが失敗しても、
だれも何も言わなくなったら、きみのことは
あきらめたという意味なんだよ」(p56)
・「・・・ほとんどすべての人に長所はある。
とにかく待つことだ。いつか見えてくる。」
ディズニー・イマジニアリングの僕の英雄、ジョン・スノッディ
・僕は普通より一年早く終身在職権を認められた。
・・・「秘訣を教えてくれよ」
そう言われて僕は答えた。
「簡単なことだよ。金曜日の夜10時に
僕のオフィスに電話してくれ。
そうしたら教えるから」(p182)
▼引用は、この本からです。
ランダムハウス講談社
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日本人ってこういった本にひっかかりやすい
■心に響きますね■
メッセージを受け止め、歩き出す
子供に遺したい一冊
【私の評価】★★★★★(93点)
■著者経歴・・・ランディ・パウシュ
カーネギーメロン大学教授。(コンピューターサイエンス)
1988~1997年バージニア大学で教鞭をとる。
仮想空間の専門家で、アドビ、グーグル、
ウォルト・ディズニー・イマジニアリングで働いたこともある。
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自分がランディ・パウシュ教授のような
立場に立たされたとして、
冷静に自分の状態を捉えて、
行動出来るかどうがとか想像すると
本当に凄いなと思いました。
授業を受けた理由が子供のための記録とはいえ、
限られた時間の中で授業の為に多くの時間を
割いた教授の行動に感動しました。
自分も教授のように
人の夢の手伝いが出来る人間でありたいなと
思いました。
最近、感動した本は「最後の授業」ランディ・パウシュ です。
動画が有名で、私もみたことありますが、その最後の授業にいたる背景が書いてあり、動画にはない葛藤などが印象に残りました。
特に印象に残った言葉は
「レンガの壁がそこにあるのは理由がある。自分がどんなに真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているのだ」
(P 101)
です。