「顧客は追いかけるな!―48時間で顧客が集まるシンクロニシティの法則」ジャン・ストリンガー&スエーシー・ホール
2007/06/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
●個人の自己啓発でよく使われる
「イメージング」をビジネスにおいて
最大限に活用する手法を紹介する一冊です。
普通の会社では、マーケティングというと
技術的なものに走り勝ちですが、
この本では「自分の会社が提供するサービスに
ぴったりの顧客がいる」と考えます。
つまり、今の会社には使命があり、
顧客はそのサービスを求めているのであり、
そうした完璧な顧客にアプローチするか
考えるのです。
・顧客は・・・今すぐ、あなたに出会う必要がある。自分自身を、暗闇の中で航路を示す、強い光を放つ灯台だと思ってほしい。その入口へ、顧客をまっすぐに導くにはどうすればいいだろうか。それは、今いる完璧な顧客が、あなたを見つけたきっかけを考えれば答えが出るはずだ。(p165)
●ですから、自分の会社のサービスが
素晴らしいものであることが第一条件となり、
そのサービスに合った顧客だけを
相手にするのです。
そして、自分の会社のサービスに合わない
顧客であれば、より顧客に合ったサービスを
提供する会社を紹介するくらいでなくては
なりません。
・競合をランチに誘う・・・「完璧でない顧客」を、その顧客にとって「完璧な会社」に、紹介できなくてはならない。(p224)
●さらに、そうしたイメージは、
ビジネスの協力者、提携者を
探すことにも使えます。
より完璧な提携者を見つけることが
できれば、相互に紹介しあうことで、
ビジネスはさらに発展することでしょう。
・完璧な提携者のイメージと一致する人々と、実際に提携することである。・・・どうすれば協力し合えるか考えてほしい(p82)
●コーチングで使う「イメージの力」を
企業のビジネスに応用しようという
意欲的な一冊です。
顧客第一で発展するという
王道の考え方でしたので、
★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・ステーシーは、・・・次の言葉に出会った。「本当に好きなことをしなさい。そうすれば、宇宙があなたを助けてくれる。」(p39)
・「よいことが起こる前兆」・・・「挫折や失敗のように思えたことが、実はよいことの起こる前兆だった」という経験をしたことがないだろうか(p232)
▼引用は、この本からです。
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
著者経歴
ジャン・ストリンガー(Jan Stringer)・・・営業部門のコンサルティングやコーチング活動を20年以上行う。Perfect Customers社を設立。
ステーシー・ホール(Stacey Hall)・・・20年以上、大企業、大学においてグローバルマーケティング戦略を指導。
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