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「できる会社の社是・社訓」千野 信浩

(2007年6月 5日)|本のソムリエ
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できる会社の社是・社訓 (新潮新書)

【私の評価】★★★☆☆(75点)


●25もの社是・社訓を解説してくれる一冊です。


 まず、第一に社訓自体が勉強になります。
 そこには、創業者の思いが
 詰まっているように感じます。


 ・命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認し、
  その効果を把握するまでは、
  これをなした者の責任である。
  その限度内における責任は断じて
  回避できない。(責任三ヶ条)(電通:吉田秀雄)


●そして、伸びる会社はどこか異常なまでの
 信念、執念といったものが
 あるように感じました。


 そして、それは社訓があるから、
 社員に伝わるのではなく、
 社長などリーダーが
 伝えていくものであるということです。


 いくら社訓が良くても、それが社内に浸透し、
 実際の業務に反映されなくては意味がありません。


 ・(日本電産)「他社が八時間働いているのであれば、
  われわれは16時間働き、納期は半分にする」・・・
  あまりの忙しさに卒業生の早期退職が多い
  じゃないかと某大学からクレームを受けたが、
  無視した。(p16)


●社訓を調べていただいただけでも、
 感謝できる一冊です。


 エピソードも添えていただきましたので、
 ★3つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・終戦後、中国大陸で市場を拡大していたため復員者が1000人に
  上り、役員会は大量解雇の方針を決定する。
  しかし、出光は「社員のクビを切らない」ということは
  社是であるとして、「乞食をするならいっしょにしよう」と
  すべてを雇った。(p91)


 ・「課長、部長、社長も包丁、盲腸、脱腸も同じだ。
  ようするに皆符丁なんだ。
  命令系統をはっきりさせるために符丁があるんで、
  人間の価値とはまったく関係がない。(本田宗一郎)(p148)


▼引用は、この本からです。

できる会社の社是・社訓 (新潮新書)
千野 信浩
新潮社
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【私の評価】★★★☆☆(75点)


■著者紹介・・・千野 信浩(ちの のぶひろ)

 1961年生まれ。大学卒業後、経済週刊誌記者として、
 就職を切り口にした教育問題などを担当。
 趣味は、サウナ巡り。


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