「強い自分になる方法―心のちからを育てよう」カウフマン+ファラエル+エスペランド
2007/03/08公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(76点)
●子ども向けの本のようですが、
内容はセルフ・コーチングから始まり、
平常心を持つコツを教えてくれる内容です。
大人でもこれを確立している人は
少ないでしょうから、
かなり高度な内容といえます。
・やってみよう・・・
きみの近い将来の夢を書いてみよう。
今週、来週、来月、そしてこの1年の目標はなんだろう?
全部書き出してみよう。(p71)
●基本として、子どもというものは、
大人から指示される存在であり、
自尊心を傷つけられることが多いはずです。
「早くしなさい」「ちゃんとしなさい」
「やらないと●●になりますよ!」などと
毎日どやされているわけです。
●こうした環境で、平常心を保ちつつ、
「自分はこれでいい」という自尊心を持つのは
大変なことに違いありません。
・きみを幸せにできるのは、きみ自身だ。
きみの幸せを気にかけている人はいても、
きみを幸せにできる人は、きみのほかにいない・・・
幸せの貯金をおぼえることだ。
それがそなえになる。(p129)
●親からガミガミ言われている子どもだけでなく、
上司からガミガミ言われている人に
お勧めの一冊です。
★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・毎日、自分にいいものをあげよう。
自分が楽しくなることならだいたい何でもいい。
好きな音楽を聴く。バフルバスに入る。
レゴをやる。ギャグをおぼえる。(p160)
・おぼえておこう。気持ちには、○も×もないし、
いいものも悪いものもないということを。
気持ちとはただあるものだ・・・
きみの気持ちを曲げられる人は、だれもいない。
きみが自分から変えないかぎりは。(p70)
・自分の気持ちを話す・・・
自分の気持ちを話すのは、
毎日の習慣にならなくちゃいけない。
残念だけど、そうなっている人は少ない(p69)
▼引用は、この本からです。
筑摩書房 (2005/03)
売り上げランキング: 36513
大人でも十分使える良書
大人にもおすすめ
【私の評価】★★★☆☆(76点)
■著者経歴・・・カウフマン+ファラエル+エスペランド
ガシェーン・カウフマンは、ミシガン州率大学のカウンセリングセンター
と心理学部の教授。
レヴ・ファラエルは、ミシガン州立大学助教授として、
アメリカの思想と言語を教える。
パメラ・エスペランドは、「こうすればうまくいく」など、
子どもと大人のための本を多数執筆している。
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記