「自己啓発101の法則―潜在能力を掘り起こし活かす法」桑名 一央
2006/10/05公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
●100冊以上の自己啓発本を
日本に紹介した桑名 一央さんが、
そのエキスを紹介してくれる一冊です。
私が小学生の頃の本ですが、
その成功法則はまったく
輝きを失っていません。
●まず、自分自身を知ること。
そして、自分の使命を自覚すること。
その次に、目標を設定します。
・・人生における私の使命はなにか?
・私の仕事にはどんな意味があるのか?
・私はどんな才能を持っているのか?
・私に最も適したことはどんなことか?
・私はどんな価値あることをしているか?(p28)
●ありきたりですが、目標設定では、
それを達成したときの情景を
リアルにイメージします。
・目標・・・自分の姿をありありと見ることができるくらい
はっきりと、やりたいと思う仕事の絵を
心に描くことである。(p66)
●こうした自己啓発だけでなく、
仕事における時間の管理に
ついても、基本を教えてくれます。
・ある経営者はこう語っている。
「私にとって最大の時間節約法は、
一時に一事をやること、
そしてそれをなしとげるまで
投げ出さないことである。(p100)
●人の心を動かすテクニックのところでは、
相手から教えてもらったことを、
ちゃんと相手に報告するという
ところが印象的でした。(真似してみよう!)
・あなたが感動させたいと思う人に対して、
その人が言った言葉をよく覚えておいて、
次に会ったとき話のなかにそれを引用すれば、
相手は必ずあなたに好意をもつようになるだろう。(p215)
●昔から、こうした成功法則は
変わらないのだなと感じました。
こうした成功の知恵を学校で教えてくれない
のは不思議ですが、
民間企業がリスクを犯して出版してくれているのは
うれしいことです。
ダイヤモンド社の出版事業の基礎を作った桑名さんに感謝して、
★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・最近評判になった『かもめのジョナサン』という本のなかで、
長老のカモメがジョナサンに次のような訓戒を与えている。
「偉大になる秘訣は、まず自分自身が自分のことを、
限られた能力しかもたぬ肉体の中にとじこめられている
哀れな存在と考えることをやめることにある」と。(p2)
・私の仕事は重要な仕事なのだ、と考えてごらんなさい。
私は必要なものをもっている、私は一流の人物だ、
私の仕事は重要なのだ-このように考えるならば、
あなたは成功へとまっしぐらに進むことになるだろう。(p15)
・小さなことからはじめること(p20)
▼引用は、この本からです。
日本実業出版社
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
■著者経歴・・・桑名 一央(くわな かずお)
ダイヤモンド社において、出版部長として
「信念の魔術」「積極的考え方の力」など米国の自己啓発本を紹介。
また、有益な経営書を数多く出版し、経営学ブームを巻き起こした。
読んでいただきありがとうございました!
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