「ゴール―最速で成果が上がる21ステップ」ブライアン・トレーシー
2006/08/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
●あなたは目標を紙に
書いているでしょうか?
もし、書いていないのなら、
今、書き始めましょう。
そして、その目標は、できるだけ
明確にイメージするようにします。
・もしあなたに成功の秘訣を一つだけ伝授するとすれば、それは次のことです。「目標を書き出しなさい。それを達成するための計画を立て、毎日それを実行しなさい」(p2)
●しかし、目標というものは、
そう簡単に書けないものです。
私も、かなりの時間を
目標設定にかけていますが、
なかなか書けるものではありません。
解決する方法はいくつかありますが、
その一つとして、
五年後の自分に会いに行くというものがあります。
・五年後の自分に質問する
1 あなたのビジネスはどんな様子ですか?
2 あなたは何をしていますか? ・・(p48)
●次は目標をいくつかのステップにわけます。
行動計画ですね。
そして、その行動計画を実施しているときは、
記録をつけてください。
・古くから、「測定されたものは完遂される」といわれています。(p116)
●その他、目標達成のための基本的な知識が
いろいろ網羅されています。
内容としては標準的な
成功哲学本といえるでしょう。
ただ、ところどころに出てくるストーリーが
秀逸で、全米トップ5に入るという
講演家だけあるな、と感じました。
・米国の商工会議所の会長・・・若いころ、彼はハイスクールの掲示板に貼りつけられた茶色の紙袋に書かれた文字を目にした・・・「成功の大きさは、期待されている以上のことをどれだけやるかに比例する」・・・この言葉が自分の人生を変えたと、彼は聴衆に語りました。(p248)
●成功法則の教科書、
目標達成の標準手法といえる一冊です。
こうした成功のための技術はすでに
完成しているわけですから、
読んで、実行するしないは、
あなた次第ということになります。
良くまとまっていましたので、
★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・非凡な人とは、成功と実りについて考え夢見る、平凡な人のことである。(p132)
・私は早い段階であることに気づきました。それは、「どんな計画でもないよりはいい」ということです。(p22)
・アイゼンハワー将軍は、第二次世界大戦でノルマンディ上陸作成を成功させた後、その詳細な作成プロセスについて尋ねられ、こう答えました。「作戦そのものは役に立たない。作戦を立てる行為こそが不可欠なのだ」(p161)
・ビスマルクは、交渉に入る前に常に完璧な代替案を用意していることで有名でした。・・・あなたには代替案がありますか?今の仕事がうまくいかなかった場合のことを考えていますか?(p240)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
著者経歴
ブライアン・トレーシー・・・1944年生まれ。高校中退から肉体労働を経てセールスマンとなり、有名大企業の重役まで登りつめる。30代で経営管理の修士を取得後、コンサルタントとして目標達成プログラムの販売を開始し、世界46ヶ国に支社を持つ。ビジネスコンサルタント、成功の秘訣を伝授する講演家、著作家として活躍。
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