「理想のわたしになる!最強のセルフプロデュース術」シェリル・リチャードソン

【私の評価】★★★☆☆（76点）

●私もコーチを雇おうと考えていますが、
　そうした個人指導のコーチングの流れを
　一冊にまとめたものです。

　コーチングの範囲は、生き方から時間管理、
　お金の管理、友人との関係など、
　私生活すべてにわたっています。

　流れとしては、
　現状認識⇒問題の把握⇒対応
　となっています。

●例えば、時間の管理ならば、
　自分の時間の使い方を記録し、
　現状を認識します。

　そして、現状を把握したうえで、
　これから何を優先して時間を割いていくのか
　自分で決めていくわけです。

　・あなたは時間という贈り物を何に使っているでしょうか？
　　53ページの時間表を参考にして、あなたの毎日の行動と、
　　それに費やした平均的時間とを書いてみましょう。（ｐ51）

●また、お金の管理については、
　無駄遣いをしないなどという基本から、
　お金に対する思い込みから変えていこうという
　本質的な内容まで踏み込むことになります。

　コーチを雇ったとすれば、
　こうした流れで指導してくれるのだな、
　と個人指導コーチへの理解を深めるために
　良い一冊だと思いました。
　★３つとします。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

　・人間の潜在能力という分野のパイオニア、
　　ジョージ・レナードは、1989年に人間心理学協会で
　　行ったあいさつのなかで、「4126人の男性役員のうち
　　48パーセントが、自分の人生をむなしく無意味なもの
　　と感じている」と語っています。（ｐ7）

　・最初に言っておきたいのは、
　　あなたの「生活のクオリティ」を
　　最優先させてよい、ということです（ｐ9）

▼引用は、この本からです。

【私の評価】★★★☆☆（76点）

■著者経歴・・・シェリル・リチャードソン

　個人指導のコーチであり、国際コーチ連盟の初代会長。
　生活の質を落とすことなく仕事での成功を勝ち取ろうとする
　企業や個人を支援。

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