「売上2億円の会社を10億円にする方法 業績アップの「設計図」、教えます。」五十棲 剛史
2006/06/20公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
●売上2億円までは、社長個人が
頑張れば達成できる数字です。
それに対し、売上10億円を達成するためには、
社長個人から会社という組織で
仕事をすることが必要となってきます。
組織で仕事をするというとは、
仕事を分業するということです。
商品開発⇒(店舗)⇒集客⇒営業⇒実務⇒アフターフォロー
・集客は組織の仕事になります。・・・
つまり、マーケティングの流れにおける
スタートである見込み客リスト集めは、・・・
会社の仕事なのです。(p98)
●そのように社長が仕事の第一線から身を引き、
組織で仕事をするようになると、
組織の理念が必要になってきます。
つまり、社員が仕事をしていくうえでの
判断基準が必要となるのです。
それが社長の理念、企業理念ということです。
・自分の中から湧き出てくるもの、
が理念になる(p261)
●そうした理念を浸透させるためにも、
社員評価は理念を基準とし、
社員教育もできれば社長自身が行う必要があります。
・私はスキルや職能ではなく、
企業理念で社員を評価することをお勧めしています。
自社が掲げているミッションや行動規範に沿った行動、
言動をしてきたか、を中心の軸に置いて
評価するのです。(p242)
●さすが「イソミズ・マジック」という印象を受けました。
具体例が少なかったため、★3つとしますが、
五十棲 剛史さんの書籍は、今後すべてフォローしていきます。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・クライアントには「中小企業だからこそ、社長自身が社員教育を
するべきだ」と言っています。社長が社内でもっとも優秀な
人材だからこそ、人材教育は社長の大事な仕事です。(p78)
・採用もマーケティングであると考えてください。これまで
紹介してきたマーケティングのスキルを活用して、
社員という"お客様"に自社を買ってもらうのです。(p191)
・企業は30名規模まではトップ1人だけで運営していく
「ナベブタ型組織」で十分動きます。30名ぐらいまでだったら、
社長1人で細部まで目が届くということです。(p230)
▼引用は、この本からです
ダイヤモンド社
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中小企業にはおすすめです!
中小零細の必読書
零細企業の2代目、3代目におススメしたい。
ここまで持っていくのが理想の企業への道
【私の評価】★★★☆☆(79点)
■著者経歴・・・五十棲 剛史(いそずみ たけし)
船井総合研究所執行役員。
主にリフォーム会社、ビルダー、住宅関連メーカーの他、
広告企画会社、人材関連ビジネス、ITビジネスなど
ベンチャー企業の業績アップを手がけている。
短期間で業績を向上させる手腕は、「イソズミ・マジック」と呼ばれる。
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