「できる人の習慣」ジム・ドノヴァン
2006/06/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
●典型的な成功法則本です。
まず、自分の成功を具体的にイメージして、
深層意識にそのイメージを
当然のものとして憶えさせます。
・たとえば、「私は・・・だ」「私は・・・を持っている」
というような表現にする。・・・
「私は多額のお金を持っている。
私はそれに値する人間であり、
そのお金を自分と人々のために役立てる」(p24)
●そして、イメージを実現させるために
行動するなかで、
私たちは数多くの困難に出会います。
しかし、その困難は避けるものではなく、
目標達成のための贈り物なのです。
・私たちが直面する問題は、じつは姿を変えた贈り物なのだ。・・・
私たちが「問題」と呼んでいるものは、何かを教えてくれて、
より高いレベルへと私たちを押し上げてくれる。(p34)
●こうした成功法則のテクニックも重要でありますが、
私にとっては、【訳者あとがき】での
バーナード・ショーの話が一番印象に残りました。
・サラリーマン生活などをしながら劇作家を目指し、貧しさの中で
何度も失敗を繰り返して、ついにノーベル賞作家となった彼
(バーナード・ショー)は、成功の秘訣についてこう語っている。
「私は若いころ、十のことをすると一つしかうまくいかなかった。
だから、十倍、努力をした」と。(訳者:弓場隆)(p123)
●成功法則本としては標準的な内容ですが、
著者が実際に試したものだけ紹介しているという
印象で好感が持てましたので、★3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・あなたが今日しなければならない最も重要なことを五つ
リストアップする。その五つを全部仕上げるまでは、
ほかに何もしてはいけない。(p52)
・私自身が気に入っているやり方は、
手書きの手紙を送ることだ。
大切なお客さんにひとことかふたことを
手書きで簡潔に感謝の言葉を書いたり、
同僚に短いお礼状を書いたりすることで、
あなたが与える印象に大きな影響を与える。(p70)
・いますぐ寄付できる対象を探し、
寄付をしてみよう(p79)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
■著者経歴・・・ジム・ドノヴァン
アメリカの著述家。成功のためのセミナーを開催。
自らの体験に根ざした講演が好評。
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