「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」内田 和成

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仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

【私の評価】 ★★★☆☆(76点)


●セブン・イレブンなどが得意とする仮説思考について
 コンサルティング会社のトップが
 解説してくれる一冊です。


 ・コンサルタントは、
  「自分の仮説をもて」ということを
  厳しく叩き込まれる。(p23)


●仕事の進め方には、膨大なデータを集めて
 それを分析する方法と、
 仮説を立て、それを実証していく方法があります。


 著者は、詳細なデータを集めて分析する方法は、
 死に向かう道である
としています。
 労多くて、成果なしということです。


 ・結論から考えるやり方には、
  自分の心の気持ち悪さだけでなく、
  他人から反論されたり批判されたりする
  気持ち悪さがある。・・・
  しかし、網羅思考は死への道でもある(p224)


●では、仮説はどのようにして作られるかといえば、
 それは経験であるといいます。
 
 仮説をたて、小さく実験し、
 データを蓄積していくのです。


 ・よい仮説は経験に裏打ちされた
  直感から生まれる(p194)


●「経験」・・・答えのようで答えでないような話ですが、

 「学問や学歴だけで塩の味を知ったような
  気になってしまうのでなく、
  実際になめて体験し、塩の味を知ることが大切である」

 という松下幸之助の言葉を思い出しました。


●大きなストーリーを作れ!
 両極端に振ってみろ!など
 思考法のヒントも含まれており、
 一読の価値があると思いました。


 ★3つとします。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・免疫学の世界で国際的に有名な石坂公成先生
 (ラホイヤ・アレルギー免疫研究所名誉所長)が、
  アメリカのカルフォルニア工科大学科学部研究員
  だったころ、恩師であるダン・キャンベル先生から
  「実験する前に論文を書け」といわれ驚いたそうだ(p43)


 ・大きなストーリー、すなわち幹の話が描けると、
  仕事もスムーズに進むことが多い。たとえば、・・・
 「我が社はキャッシュフロー経営をしていこう」
  などと大きなストーリーをつるくほうが効果的だ。(p53)


 ・『戦争論』の著者クラウゼヴィッツは、
  先の読めない霧の中を見通すためには、
 「物事を両極端に振って考えることだ」と
  いっている。たとえば、「戦争」の代わりに
 「平和」を追求したらどうなるのか・・(p135)


仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
内田 和成
東洋経済新報社
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【私の評価】 ★★★☆☆(76点)



■著者紹介・・・内田 和成

 大学卒業後、慶応大学MBA取得。日本航空を経て、
 ボストンコンサルティンググループ(BCG)入社。
 マーケティング、新規事業などのプロジェクトを経験。
 BCGシニア・ヴァイス・プレジデント、ディレクター
 2006年より早稲田大学商学学術院教授。


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