「キャズム」ジェフリー・ムーア

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キャズム

【私の評価】★★☆☆☆(67点)


●「キャズム」とは、その製品がブレイクするか、
 しないかの境目のことです。


 はじめはいくら努力しても売れない製品が、
 ある境目を越えた時から
 一気に業界標準となっていくことがあります。


●では、いかにその「キャズム」を
 超えるのかといえば・・・・
 ニッチ市場から攻めることです。


 これは、ランチェスター戦略を
 知っている人には常識ですね。


 ・まず、支配できそうなニッチ市場をターゲットとし、
  そこからライバルを追い払い、
  そこを起点としてさらに戦線を拡大する
  -これがキャズムを超える方法なのだ。(p102)


●ニッチ市場であるからこそ、
 その市場で優位に立つことができ、
 その結果、その勢いを利用すれば、
 さらに市場を広げていくことが可能となるのです。


 ・ニッチ市場から攻めるというアプローチをとらないで
  キャズムを超えようとするのは、
  たきつけを使わないで火をつける
  ようなものだ。(p104)


●ガン保険から日本の保険業界に参入したアフラックが、
 いまでは医療保険の分野にも
 攻勢をしかけているのと同じ手法ですね。


 当たり前のことではありますが、その当たり前のことを
 多くの事例を参考に説明してくれる一冊です。


 ランチェスター本とほぼ同じということで
 ★2つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・メルセデスは「最高級、年配向け」、
  BMWは「高級セダン、ヤッピー向け・・・
  レクサスは「新世代の高級車、お買い得」、
  といった具合だ。
  人々が通常、頭の中で思い描いている製品の
  イメージとはそういうものなのだ。(p253)


 ・「いつも思うことだが、
  この世界では優しい言葉だけよりも、
  優しい言葉と拳銃の両方を使うほうが、
  多くのものを手に入れることができる」
  (ウィリー・サットン)(p177)


キャズム
キャズム
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ジェフリー・ムーア 川又 政治
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)



●著者紹介・・・ジェフリー・ムーア

 ハイテク企業向けにマーケティングに関するコンサルティングを行う
 「キャズムグループ」代表。著書はいずれもベストセラーとなっている。


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