「人間における勝負の研究―さわやかに勝ちたい人へ」米長 邦雄

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人間における勝負の研究―さわやかに勝ちたい人へ (ノン・ポシェット)

【私の評価】★★★★★(91点)


●仕事にしても、マージャンにしても、
 テニスにしても、その瞬間、瞬間に判断した結果が、
 現在の自分の状況を作り出していきます。

 
 では、その【判断】において大切なことは何かといえば、
 悪手を選ばないことだと米長さんは言います。


 つまり、取り返しのつかない
 失敗をしないということです。


 ・道を歩いていると、あたり一面がほとんど悪手の山で、
  その中で最善手かどうかは断定できないが、
  悪手ではなさそうな細い道がある。
  そして、いかにして悪手の山に踏み込まずに、
  正しい道を歩んでいけるか。(p24)


●つまり、こうしておけば大丈夫という方法を知っておく。


 この範囲で判断すれば大丈夫という
 安全範囲を持っておくということでしょう。


 これはマージャンでもテニスでもいえることです。
 これを打っておけばとりあえず大丈夫というものがないと、
 本当に疲れてしまいます。


●また、【運】のつかみかたも
 同じような考え方のようです。


 つまり【運】を落とさないように、
 どうでもいいことのように見えることに
 手を抜かない。


 たとえば、サラリーマンなら暇な職場に異動になっても、
 必死に頑張ってみる。


 そうすると、【運】が落ちないどころか、
 【運】が上がってくるそうです。


 ・「では、いったいどうすればその運をつかまえられるか」
  なわけです。そして、それを一言で言ってしまうと、
  自分の利害にはたいして影響のない勝負で、
  必死に頑張ることです。(p33)


●私の39年の経験を振り返っても納得できる内容でした。
 きっと【人生の選択】の参考となる一冊と思います。
 5つ★としました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・もし、本当に自分のしたい仕事、するべき仕事があるのなら、
  会社に行って席についた瞬間から、
  必死になってそれを始めてしまえばいいのです。
  すると、その気迫は必ず周囲の人に伝わって、
  その人には雑事を頼めなくなる。(p42)


 ・どうしたらカンの狂いが直るか・・・
  一番いい手当ては、自分のベストの状態の感覚を
  自分に思い起こさせるというか、
  自分の目にそういうものを
  見させてやることです。(p194)


 ・嫌々やったり、やりたくない者に押しつけると、
  今、行われている学校教育のようにおかしくなる。
  子どもがヤル気になって、
  「ぼくはこういう生き方をする」ということになれば、
  それを大切にしてやる。(p57)


人間における勝負の研究―さわやかに勝ちたい人へ (ノン・ポシェット)
米長 邦雄
祥伝社
売り上げランキング: 11730
おすすめ度の平均: 4.5
4 運は偶然の産物ではない
4 参考になる部分多し。が・・
5 勝つための心構えが理解できます
5 男性にとっての道標の一つ。女性にとっても価値ある一冊。
5 人生哲学がふんだんに盛り込まれた本

【私の評価】★★★★★(91点)



●著者紹介・・・米長 邦雄

 1943年生まれ。13歳で佐瀬八段に入門。30歳で棋聖獲得。
 その後、棋王、王位、王将、十段、名人を獲得。永世棋聖。


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