「MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術」くらたまなぶ
2004/11/10公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(83点)
●リクルートで、「フロム・エー」
「エイビーロード」「じゃらん」・・・
と14もの情報誌を創刊したという
倉田学さんの企画術です。
●学生時代にリクルートを外から見ていましたが、
創刊にこんなにも苦労しているとは思いませんでした。
好き勝手なことをやっているイメージでしがた、
実は、ヒアリング、ブレスト、そして形にしていくという
プロセスを必死に実行していたのですね。
・ブレストは、四つの目的に向かっていくものだ。
1 どんな夢を実現するか -「夢は?」
2 誰に提供するのか -「誰に?」
3 何を提供するのか -「何を?」
4 どんなカタチにするのか-「カタチは?」(p104)
●このプロセスをいわゆるマーケティングというのでしょうが、
そんなカタカナ英語がアホらしく思えるほど
実践的、本質的な内容プラス技術でした。
ラブホテルでブレストというのもいいですね。
・「マーケティング」とは、
「人の気持ちを知る」こと(p44)
●ヒアリングの技術も、どこまでも実務的です。
プロの迫力を感じる一冊でした。
・「いつ」「どこで」「誰が」「何を」
「どうして」「どのように」あくまでも
相手の主張に寄りそっていく相づち。(p99)
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・つきあう「相手」をふだんから多種多様にしておく・・・
「アポが重なったら遠い人を優先しよう」
と決めた。(p29)
・「ニーズ」よりも
「コンプレイン(不平・苦情)」の中に、
商売の手がかりがあると思う。(p81)
日本経済新聞社 (2003/04)
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【私の評価】★★★★☆(83点)
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