「「本当の学力」は作文で劇的に伸びる」芦永奈雄
2004/06/15公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
●学校の作文の授業では、書き方も教えられず、
ただ書けと言われて提出することが
多いのではないでしょうか。
そして先生の添削があれば良い方で、
そのままコメントももらえないことが
多いように感じます。
こうした授業で作文が嫌いになった人が
著者の作文教室に集まってくるのだという。
●私の小学校のときの作文の授業も
同じように何も教えられず
原稿用紙3枚目の前に置かれて、
それを埋めなくてはなりませんでした。
読書感想文をうまく書けず、
私も文章書きには苦手意識を持っていました。
技術的なことを全く教えないということは
泳ぎ方を教えずに、子どもを海に
投げ込むようなものですよね。
●この本は小学校のときに読みたい本でした。
いや、小学生の先生が読むべき本か?
いや、いや、小学生の子供を持つ親が
読むべき本でしょう。
学校には、もう頼れません。
自分で学ぶか、家庭で学ぶか
するしかないと思います。
この本で私が共感した名言
・ストーリー性を持たせると、人は続きを読みたくなるのです。(p87)
<アメリカの本は物語形式の自己啓発本が多いですね。「ユダヤ人大富豪・・・」もその系統です。そういう本も書いてみたいな>
・よい作文を書く秘訣は、「結果を書かない」ということです。(p89)
<メルマガを書いた・・×、キーボードが朝日に照らし出された。パソコンのファンだけが響く。・・○>
・方法は、「現在形と過去形を交互に書く」ということ。(p98)
<なるほど。「朝日がまぶしい。光の中、橋を走り渡った。段差を飛ぶ。転んだ。」臨場感がでますね>
・読んだ瞬間から惹きつける書き出しの極意:書き出しをセリフから始めること。(p107)
・視線の動きに合わせて描写していく(p149)
【私の評価】★★★★☆(82点)
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