「真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか」ヤン・カールソン
2003/03/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
階層的機構内での"昇格"は多くの場合、能力のある人間を重要な職務から外して閑職につけ、給与額を上げることを意味している。きわめて有能な社員が、単なる上層部の意思決定伝達役におさまってしまうことが多い・・私は従業員に、たとえ高い地位につきものの肩書などがなくとも、何か重要な責務を課せられたときは事実上の昇格だと考えるように求めた
あたりまえのことですが、有能な人ほど偉くなります。すると、実際に業務を行う担当から、有能な人がどんどん減ってきます。
ピーターの法則に、「階級社会では、人は自分の責任をまっとうできない無能レベルまで昇進する。」というのがありましたが、まさにこのことです。この法則を打開する手法としては、組織のフラット化、プロジェクトチームによる業務推進などがあるようです。今後、先行している海外の企業、トヨタなどをフォローしてみたいと思います。
真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか
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ヤン カールソン
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
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