「給食の力」幕内 秀夫、鈴木 公子、清水 修

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給食のちから―完全米飯給食が子どもの健康を守る

【私の評価】★★★★★(90点)


給食でお米を食べよう!
 という一冊です。


 私の子どもの頃に
 米飯給食がはじまりました。


 が、まだ完全米飯給食は
 達成できていないようです。


・現在、毎日ご飯を食べる完全米飯給食を
 実施している学校は全国に約1400校。
 全体の約4.4%に過ぎません。(p10)


■なぜ、米飯給食かといえば、
 日本伝統のご飯と味噌汁で健康になれるからです。


 そのためには、パンと牛乳をやめる


 しかし、習慣となっているパン食を
 やめるのは至難の業です。


 やはり子どもの頃から
 学校での給食を完全米飯にすれば、
 ご飯と味噌汁の人が増やすのです。


・もっとも簡単な健康への近道は、
 ご飯中心の食事に変えることです(p120)


■昔の人が食べていなかったものに、
 「卵と牛乳と砂糖」があります。


 「卵と牛乳と砂糖」を食べるようになって、
 糖尿病と肥満が増えました。


 栄養一杯で病気になったのです。


 そこは給食から元に戻すことが
 大事なのでしょう。


・「先生、アトピーって治ります?」・・・
 「ウン、簡単だよ」・・・
 「・・まずは卵と牛乳と砂糖、これから3ヶ月止めてごらん。
 それから、主食に玄米と、なるべく野菜を食べること」(p85)


■昔の米飯給食は
 お世辞にもおいしいとは
 思えませんでした。


 学校でおいしいご飯を食べることができれば、
 ご飯好きが増えるのだと思います。


 幕内さん、鈴木さん、清水さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・平成14年のデータを見ると、
 米の生産量は999万トンに生産調整されています・・
 小麦粉は562万トン、トウモロコシ1628万トンを
 輸入して補っているのが、いまの日本です(p25)


・日本の食パンの多くは、しっとり、ふわっとした
 食感をだすために砂糖をたっぷり使っているのです。
 砂糖を入れなかったら、パサパサになってしまいます(p50)


・子どもに与える飲み物は、この三つだけにするとよいでしょう。
  ・水
  ・麦茶
  ・ばん茶(p64)


・パンを食べて3時間磨かずに我慢しました。・・・
 すると、口の中にバイ菌がワーーッと繁殖していることが
 わかります・・・ところが、玄米と味噌汁の場合は、
 ほとんどバイ菌がつきません(p112)


・完全米飯給食になると、地元のパン屋さんはどうするんだ
 とか屁理屈を言う人がいますが、・・・
 給食でもっとも大切なのは、
 パン屋さんを守ることではなく、子どもの健康を守り、
 農業を守ることだと肝に銘じてください(p149)


・Q・・「牛乳なし、ご飯、味噌汁、季節の野菜中心」の給食を
   作っている栄養士ですが、どうしてもカルシウムとビタミンB2
   が栄養所要量の基準に足りません・・・
 A・・そもそも栄養所要量のすべての項目で基準値を
   満たしている学校や施設はほとんどありません。
   それで処罰されることもありません(p204)


給食のちから―完全米飯給食が子どもの健康を守る
幕内 秀夫 鈴木 公子 清水 修
風濤社
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【私の評価】★★★★★(90点)


■目次

第1部 子どもの「食」を考える(幕内秀夫)
第2部 子どもの歯を守る(鈴木/公子)
第3部 だから、いまこそ完全米飯給食(幕内秀夫)
第4部 学校給食Q&A


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