【私の評価】★★★★☆(85点)
■免疫学の視点から、現代医療に
一つの仮説を投げかける一冊です。
その仮説とは、
「(ほとんどの)病気は薬では治らない」
というものです。
急性の感染症などは薬での応急処置が必要となりますが、
慢性病は病院では治せないということです。
■たとえば、高血圧の人は、
高血圧になった原因があるはずです。
いつも、イライラしていたり、
仕事に追われていたり、
運動不足だったり、食べすぎだから高血圧になるのです。
病院に行けは、すぐに血圧を下げる薬を処方しますが、
本当の原因は解決されません。
悪いことに、見かけの症状がなくなるので、その人は同じ生活を続け、
ずっと病院に通い、薬を飲み続けることになります。
・とくに悪いのは怒りの感情です。・・・高血圧、高血糖・・・
逆に、いつも感情を抑えている人も危険です。(p98)
■また、がんも同様です。
免疫力が普通であれば、がんにはなりません。
がんになるくらい免疫力が下がっているのです。
・リンパ球は体内をたえず循環していて、がん化した
細胞を発見すると、ただちに攻撃して排除しているのです。
・・・一個のがん細胞が直径一センチの大きさにもなるには
何年もかかります。(p76)
■しかし、病院にいくと、手術、放射線、抗がん剤などの
治療が行われます。
ここでも、がんになった根本原因である
免疫力の強化はなされないばかりか、
治療によりどんどん免疫力は下げられていくのです。
・抗がん剤は・・・がん細胞に対してよりも、
むしろ正常な細胞のほうにダメージを与えてしまうのです。そのために
髪の毛が抜けたり、食事ができなくなります。・・・二割の好結果を
出すために、残りの八割は犠牲になってもいいといわんばかり(p156)
■このように、免疫学の視点から見ると、
薬や手術は、緊急避難的に行うもの。
本来は、「根本原因を解決することが大切」
ということになります。
■しかし、こうした問題には根深いものがあるように
思いました。
もし、がんになれば、医者は「病気と闘いましょう」と言って、
手術や抗がん剤治療などを勧めるはずです。
しかし、現実には、よく効くと言われる抗がん剤でも
せいぜい半分に効くくらいですので、多くの人は抗がん剤で
体力をなくし、急速に死に至るわけです。
抗がん剤とは、がんが死ぬか、自分が死ぬか、
どちらが早く死ぬかに賭ける恐ろしい薬です。
自分がその選択を迫られたら、どうするのか・・・。
■私は薬を常用していませんが、
薬は非常時だけに飲むようにしたいと思いました。
人間には、素晴らしい免疫力があるということに、
気づかせてくれる良書です。★4つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・日本人が病気になる原因としては、
長時間労働、つまり働きすぎがもっとも多い(p16)
・からだも脳も健康に保つためには、
できれば七十歳くらいまでは仕事を続けることを
お勧めします。(p192)
・薬を飲む対処療法では、根本的に病気は治らないのです。
・・・私の本を読んで薬をやめる年配の方も多いのですが、
そうした方たちからは、悪いところがなくなった、体調が
よくなったという話をよく聞きます(p143)
・朝食を食べたほうがいい、食べないほうがいいと
一律には決められません。大事なのは、食べたいかどうか
というからだの声です。(p215)
▼引用は、この本からです。
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思想的に偏ってない内容です
免疫力を高めると病気にならない!
体の声を聞け
思わず衝動買いしたが、体に、精神に、魂にいい本です。【私の評価】★★★★☆(85点)
■著者紹介・・・安保 徹(あぼ とおる)
1947年生まれ。
新潟大学大学院医歯学総合研究科教授。
専門は免疫学。
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■関連書評■
a. 「それでもがん検診うけますか」近藤誠
【私の評価】★★★★☆
b. 「病気にならない生き方」新谷 弘実
【私の評価】★★★★★
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